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定年あいさつで言いたかったこと

未唯へ。今日で定年です。継続して、働くので、あいさつは辞退しようかと思ったけど、それも大人気ないので、了解しました。職場の皆に話すことはありません。自分の人生観を力説しても、「皆様のおかげでここまでこれました」と話しても、空しい。

そこで、「人生の中間報告」という題名にしました。これなら、「つぶやき」だから、誰も文句は言わないでしょう。あいさつの時間が来たので、とりあえず、話し始めました。最初の「中学生」のつかみでは受けたけど、途中、何の反応もありません。あまり長く話しても仕方ないので、後半絞りました。

数学的思考の部分は受けませんね。この辺はブログと一緒ですね。トポロジー思考を皆が共有化できれば、社会は変わると思うけど、あと百年掛かるかもしれません。

聞いている人はいないし、聞いて欲しい人も居なかったので、言いたかったことは、書きます。この会社では、個人の存在とか考えには何も興味も持ちません。そんな状態で、お客様の声を聞くことができるはずがありません。

話す内容は、5次元シートで書きました。話すのは1次元だから、うまく話すのはムリですね。だから、「もう一人の私」のμさん相手に語ります。

中学以来、生まれてきた理由を求めてきた。真理が知りたくて、数学を目指して、トポロジーに出会った。グローバルとローカルの関係はトポロジーで空間認識されます。

電算部では、膨大なデータベースを扱ったが、基本は設計者の部品に対する、「思い」です。それを数学ロジックに落とし込むことで、シンプルなシステムになった。

東富士のエンジンの先行開発では、ドラビリ、エミッション、燃費をチューニングするのは、技術者のモノを追い込む思考方法であることを見抜き。数学を思考方法の解析に利用することで、思考空間を作り出した。

お客様とのコミュニケーションを実現するために名古屋へ来たが、そこは不毛の大地であった。販売店での活動に対して、パソコンとネットワークを武器に、システムを徐々に作り上げてきた。やっと、「情報共有」という言葉を販売店が言い出せる状況にすることができた。

店舗から、お客様との「情報共有」、本部から、メーカーとの「情報共有」に拡大することで、サファイア循環が始まります。それに目処をつけるために、業務を継続することにしました。今後ともよろしく。
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