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「中国の世紀」が来る前に、中国は分裂するでしょう

未唯へ。室温は5度です。私の部屋には部屋を暖めるモノはありません。寒さに慣れましょう。

『アメリカ帝国の衰亡』253.07スタに「中国の世紀」の条件が書かれていました。

 「アメリカ後」に到来するのは「中国の世紀」だと見る人は多い。「中国の世紀」を実現するための3つの関門があります。

 第一の関門である「経済力」という課題を、中国は間違いなくクリアできるだろう。

 第二の関門は「軍事力」である。中国は、まずは近隣諸国を完全な支配下に置かなければならない。はたして中国は、その「裏庭」とも呼ぶべきアジア地域において、並ぶ者のない強国となれるだろうか。

 ライバルとなるのは、油断のならない日本やインド、そしてロシアなどである。「世界最強の海軍」を有するアメリカも無視できない。

 中国は現在、軍事予算に五八〇億ドルも注ぎ込み、積極的な軍備拡大を進めている。二〇二〇年までには三六〇〇億ドルに達することになる。

 中国にとってもっとも厳しい第三の関門が残されている。他国を吸引できるだけの「磁力」である。中国が名実ともにこの世界の「覇者」となるためには、世界中の国々、少なくとも十分な数の国々に「中国が率いる世界で生きていきたい」と思わせるような、魅力的な「物語」をつくり上げなければならない。

ポイントは「中国の時代」になる前に、中国の分裂が起こりうるかです。それはロシアの崩壊と表裏一体です。中国は蒙古族、満州族(女真族)、日本に占領されました。文化大革命も含めて、統一するのは難しいところです。不敗のロシアのように、中央に求心力が働いていません。基本は土着です。やはり、分裂するでしょう。

中国が覇権を確保するシナリオを描くとしたら、資源の南米、未知のアフリカと組んだ時です。南米は環太平洋だから、つながりやすいけど。邪魔なところに、日本がいます。

中国と日本は、やはり、相性が悪いのでしょう。いつまでも覚えている国と、すぐ忘れる国ならば、お互いが補完できる可能性があるような気もするけど。

Twitterになじむ理由がわかりました。20年ぐらい、自分の「つぶやき」を雑記帳に記載してきた。ここ10年はICレコーダに入れ込んで、書き起こしをしています。これはTwitterそのものです。つぶやく先は「もう一人の私」ですけど。
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