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クラウド・コンピューティングに置き換えましょう

未唯へ。クラウド・コンピューティングのセミナーで東京・品川に来ています。クラウド・コンピューティングというのは、グローバルに位置して、ローカルを支援するコンピュータシステムを感じています。グーグルとかアマゾンが目指しているものです。サファイアも販売店相手でのクラウドを目指しています。

SalesForceの概念は社会の方向を示しています。2013年ぐらいには、世の中の主流になるでしょう。グローバルがいかにして、ローカルを支援するか、どのような配置にしていくのか。グローバルのエネルギーをどのようにしてローカルに渡して行き、ローカルからどのようにして、グローバルに注文していくかです。一つ一つをローカルで作り込むのとは異なる世界です。作るのと使うのを分けていくことが社会を変えていきます。

そこまではよかったのですが、マイクロソフト、IBMぐらいになると、自分たちの方へユーザーを引きずり込もうという姿勢が目立ってきました。マイクロソフトは5億ドルで50万台のサーバをすでに準備したそうです。日本のサーバーの総数に匹敵します。グーグルは300万台のサーバを使っています。クラウドにはこの位の規模とそれを使いこなす知恵が必要です。

私も電算部さえ出てこなければ、今頃、Mu6千台を地上回線でつないだ環境を販売店に提供できていたのに。その後に、日立とかユニシスなどの日本の企業のクラウドを聞いている内に、頭に来ました。自分たちが今までやってきたことを勝手に正当化しています。

クラウドの合言葉は「フォースがともにあらんことを」です。組むのであれば、Force.comです。クラウド・コンピューティングを従来の世界のシステムの単なる置き換えにしないで、実質的に変えていかないといけません。グローバルとローカルをつなげた循環を意識しないと答にはなりません。

品川から羽田空港に向かう途中で、ワンセグ・ウォークマンがなくなっていることに気付きました。飛行機の時間には若干余裕があったので、セミナー会場まで折り返して、ホテルの人に聞いたら、そんなものはなかった。見つかったら、送るからと言われたが、自分の目で確認しないと気が済まないので、セミナーの途中だったが、探したところ、見つかりました。行動すれば得られるものです。「気付いたときに戻る」という判断ができたのは進歩です。
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