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「時計スケジュールノート」の活用技術を無印良品は開発しないのか

未唯へ。道具はそれだけでは成り立ちません。それを使う人の思いを活かしていかないといけません。道具とかシステムを「作る」ことよりも「使う」方が重要です。

これは私のシステム設計の基本です。この極意は「茶道」から学びました。和の心です。主役は使う人です。

ポータルにしても仕組みは1年前にできているが、販売店で使いだしてもらうには時間がかかっています。使い切ってもらうには、もっと時間がかかります。

メーカーの人間は、とかく、作ることしか考えません。「ものつくり」みたいな言葉に酔ってします。使ってもらって、喜んでもらわないと意味がない。

そんなことを忘れて、「作る」ことだけに集中しています。「作る」ことの楽しさは研究所に9年間いたから、よくわかります。彼らはつねに、作ることを考えていました。

無印良品の「時計スケジュールノート」を使い込んでいます。私なりに活用技術を開発しています。どんどん好きになっています。日本語表示すると「時計時間表」なので、略して「時々」という名前まで付けてしまった。

無印は「時計スケジュールノート」の使い方を示していません。シンプルさにロマンを求めているのは分かりますが、それでは、「時々」がかわいそうです。世の中に出てきたのはいいけど、夏と共に去っていく運命です。

ポータルの展開の時も、販売店のわかる人にはわかると思い、機能だけを提供した。なかなか使いださない。1年後に、活用方法をパンフレットにして、各社に5部、紙にして送った。それで使うイメージが少しわかってくれた。「思い」を伝えるのは難しいけど、伝えないと変わらない!

「時計スケジュールノート」に二つの同心円を「補助線」として加えることで、威力を発揮しました。予定に対して、3倍の実績を書けるスケジュール表になりました。どんどん、書き込めます。仕事の色分けもできます。本当の意味での、右脳ノートになります。

より多くの人と、このノートを活用技術を開発していきたい、その旗振りを無印にしてもらえるように頼むルートを探しています。

珍しく、お客さんがいない状態なので、受付のNAKさんと久しぶりのおしゃべり。私の相性からすると、B型だと思っていたが、意外にもA型とのこと。そうなんだ~。

NAKさんの笑顔に合うと、私は笑顔しか出ません。
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