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117の対応は911よりも前向きに行われている

未唯へ。13年前の今日は阪神大震災です。あなたはまだ小学生でしたね。

当時は技術部の創造塾で、ネットワーク・パソコンを用いて、「思いをいかにして伝えていくか」のコミュニケーションを検討していた。震災後にネットワークでのさまざまな情報のやり取りから、ネットでのコミュニティの必要性を実感していました。

6年後のニューヨークの911では、ニューヨーク公共図書館(NYPL)のサイトが市民のローカルの思いをグローバルの行動につなげていました。アメリカは市民サイドはすごいけど、政権自体が機能してないので、戦争の方に誘導されてしまった。その点では117の対応の方がが優れていた。

昨日の三重の販売店でうまくいかなかった原因を単なる出張に終わらせないために考えています。なぜ、彼らは変えないのか? 本社・店舗間のファックスを少なくしたいといっているけど、なぜ、それを分析しないのか? 営業企画と言いながら、資料作成に時間を使っているのか?

店舗に意思を伝えるにはファックスといいながら、伝わった後の処理とか、それらの蓄積まで考えていない。ファックスを出せば、本社の仕事が済んでいるけど、店舗の仕事はそこから始まるけど、それに対する支援はしていない。

これらをポータルの「メッセージを伝える!」から、始めようとしないのか? 店舗に「メッセージを伝える!」ことをせずに、店舗からお客様への「メッセージを伝える!」ことができるのか? これらを販売店の人に問い掛けたけど、「そうは言っても」で終わりでした。

サファイア循環からすると、図式が明確です。本社をAct Globallyとすると、店舗のThink Locallyに対して、働きかけるのではなくAct Locallyを支配しようとするので、店舗での「知恵」が働かない。「知恵」が働かないと、多様なものに対して、一律の指示になってしまう。そうなると、やりっぱなしにならざるをえない。

もう一つはサファイア循環からすると逆方向のAct GloballyからThink Globallyに向かおうとします。つまり、役員のための資料つくりに終始する。これをいくらやっても、Localは変わりません。サファイア循環を回す要領がわかれば、いろいろな分野に活用できると思って、活動していきます。それが本来のシステム思考です。
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