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簡単にコミュニケーションは「あいさつから」と言うけれど

未唯へ。あなたは動物病院では「しっかりもの」として通っているので、「笑顔とあいさつ」でお客さんと接していると思います。たまには、私に対してもお願いします。

新年が始まり、会社では組織の人たちの抱負などが述べられています。そのなかで、一番多いのが「あいさつをしましょう」です。コミュニケーションはあいさつから、ということみたいです。一番言いやすいのでしょう。販売店を訪問した時に、社長以下、その職場の全員にエレベータ前で挨拶された時は、照れくさいです。組織からの指示なのでしょう。何となく、職場の効率の悪さを感じます。

私は「笑顔とあいさつ」はコミュニケーションの結果だと思っています。だから、会社ではほとんど、笑顔とあいさつはありません。それをムリして、あいさつをして意味があるのでしょうか。その前に、オープンな環境が存在しないといけません。

一番、「笑顔とあいさつ」を感じたのは、愛知万博でボランティア・リーダーを行っていた時です。最初の3ヶ月は一般ボランティアに何を訴え、お客さんにどう対応すればいいのかに悩みながら、活動していました。活動場所は西ゲートで、一般ボランティアは20名ぐらいで、毎回メンバーが変わります。ゲートから入って来られるお客さんに即座に対応しないといけません。本当に瞬間芸ですね。

7月前に出てきたキャッチフレーズが「笑顔とあいさつの西ゲート」です。お客さんに最初に接するのが我々だから、「笑顔とあいさつ」で迎えましょう。「ようこそいらっしゃいました」の心を言葉にしようというものです。朝のミーティングで述べると同時に、実際の場でも一般ボランティアにパンフレットを供給しながら、率先してあいさつしました。恥ずかしがっている中学生のガールスカウト、市役所の人などがすぐ乗ってくれました。本当にうれしかった。

本当に貴重な経験でした。笑顔とあいさつのポイントは心をオープンにすることです。この職場では皆、心をクローズにしています。共通の目的がありません。ここから変えていかないと、「笑顔とあいさつ」はできません。

私は笑顔が素敵な女性が大好きです。それでいて、集中力がある女性はいいですね。素敵な女性と話しているときには、私も笑顔になります。私もほんの少しの女性から、「笑顔がかわいい」と言われました。何しろ、私は素直な、いい子です。
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