goo

「緑の党」は「原因」から始める

政治にしても、歴史にしても、結果から考えて、行動しています。これを一番感じたのは「9・11」です。テロという結果から、行動していった。その方が国民を分かりやすく、ブッシュ自身も分かりやすいから。「真珠湾攻撃」になぞらえて行動した。まあ、「真珠湾攻撃」そのものも後先考えないものでしたが。先のことを考えたら、米国とうまくやる方法はあったけど。

私が「歴史」を一つのテーマにしているのは、「原因」を知りたいためです。その時からアフガンの歴史にも興味を持ちました。。

現在の一番の問題は人口問題です。環境問題してもエネルギー問題しても、その原因の一つは「人口増加」です。人口問題を理念に持つ込めないかを環境学習施設の「市民参画」の時に話したところ、いかにも「空気が読めてない」という反応をされた。「どういう関係にあるの」「それよりも家庭のごみだ」「そんなことを言われても」ということで、難しいことを言う人というラベルがついたみたいです。

それ以来、理念に関することではなく、いかに具体的にやるかの方へシフトしていった。NPOの人の言葉では「空中戦」ではなく、「地上戦」だそうです。市民活動にとって、一番重要なのは「理念」だと今でも思っています。そうしないと、コンポンが見えずに、何のために私はしているかとかがなく、組織を牛耳った連中の手足になってしまいます。

中国は現在13億人ですが、もう少しで止まります。インドは10億人ですが、依然増え続きます。これは中国の「一人っ子政策」の結果です。「一人っ子政策」はこのまま行ったら、国家も個人生活のレベルの維持ができないという分析から始まりました。最初は共産党の指導で行ってきたが、現時点では、市民レベルで多くの子どもを持つことが、自分たちの生活レベルの維持とか、子どものステップアップさせるには不都合だという認識になっています。

この狭い国に、日本人を押し込めておく時代ではないです。世界の中で生きていく時です。それをアジア史の歴史の中でやり遂げないといけない。

原因から考え、行動していけるのは、理数系の人間だけです。だから、「緑の党」は理数系で固めて、タブーを作らずに、皆の思いを自分たちの思いにしていきます。自分たちの思いを入れ込んだ政策を市民に提起していきます。その上でカタチにしていきます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )