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上郷交流館で考えた、NPOで働くこと

朝7時過ぎに出て、マクドナルドで朝食で上郷交流館に8時前について、環境学習設備の市民参画のための「グリーンマップ」の準備。

前日は風が強くて、テントが張れなかったので、30分前出しで活動開始。今回はT-GALsから7月にNPOに就職?したKUSさんが中心で行っています。3ヶ月ですごい進歩です。

何しろ、風が強くて、パンフレットは飛んでいくわ、書いてもらったグリーンマップは転がっていくわで、もう大変。JURさんが先週書いた、通学路のグリーンマップを例していて、中学生女子グループを中心に書いてもらいました。

最初は机一つと椅子2つだったので、色々なところから調達して、机3つ、椅子8つで進めました。一人当たり、最低でも20分かかるので、結局、25人ぐらいに書いてもらいました。その間も、KUSさんは調達とか調整とかPRとか、時間を惜しんで走り回っていました。効率からすると、6時間で25枚です。

金曜日に借りてきた中に、335.89ロウ『NPOの有給職員とボランティア』という労働政策研究報告書がありました。2000年時点で、事務局スタッフ17.6万人(常勤8万人、非常勤9.7万人)、ボランティア67.3万人で、かなりが高齢層です。

今は、巨大な課題に財政力も人材も不十分なNPO法人が立ち向かっている。2000年でのNPOは有給事務局長が約18.7万円、一般職員が約14.7万円、非正規職員が約7.7万円で優秀な人材がNPOへ流入しにくくしている。コペンハーゲンのNPOとは大違いです。

だから、NPOとしての主要な事業を行政からの受託事業に求め、確保した受託事業の更新にエネルギーを注ぐ形になる。これにより、NPOも安定化し、ボランティアも気楽に活動でき、自己満足できる。万博のときも、この姿勢を嫌うNPOとの対立の構図ができたと聞いています。

今回の活動の将来像としては、箱は市役所で、中身は市民活、その中核としてのNPOの構図を目指したい。その意味でも、館長をSAKさんとかKUSさんのような若い人が仕切って、行政の下働きでない世界で、高齢者の市民参画をどんどん進めて、新しい価値観を作り出して欲しい。
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