長年の異業種交流会の仲間のHさんから、古希の言われの杜甫の漢詩と大意を送っていただきました。感謝です。
Fさま
古希のお祝いを申し上げます。
人生七十古来稀なりの杜甫の詩をお送りいたします。
平成二十六年年四月吉日
H原 道雄
曲江 二首 の二
朝回日日典春衣
毎週江頭盡酔帰
酒債尋常行處有
人生七十古来稀
窄花挟蝶深深見
貼水蜻挺款款飛
伝語風光共流転
暫時相賞莫相違
(挟、挺の偏は虫)
大意
朝廷から戻ってくると、毎日のように、春着を質において、曲江のほとりに来ては酔いをつくして帰る。酒手の借りは珍しくなく、到るところにあるが、どうせ昔から、七十まで長生きするものはめったにいないのだ。花の間をぬって行く蝶は、奥深く見え、水面にかるく尾をたたくとんぼはゆるゆると飛んでいる。
この春景色にことづてしたい。わが身も春光も、もろともに移り流れて行く上は、しばしが程は賞(め)であって、お互いにそむかないようにしようではないか。
Fさま
古希のお祝いを申し上げます。
人生七十古来稀なりの杜甫の詩をお送りいたします。
平成二十六年年四月吉日
H原 道雄
曲江 二首 の二
朝回日日典春衣
毎週江頭盡酔帰
酒債尋常行處有
人生七十古来稀
窄花挟蝶深深見
貼水蜻挺款款飛
伝語風光共流転
暫時相賞莫相違
(挟、挺の偏は虫)
大意
朝廷から戻ってくると、毎日のように、春着を質において、曲江のほとりに来ては酔いをつくして帰る。酒手の借りは珍しくなく、到るところにあるが、どうせ昔から、七十まで長生きするものはめったにいないのだ。花の間をぬって行く蝶は、奥深く見え、水面にかるく尾をたたくとんぼはゆるゆると飛んでいる。
この春景色にことづてしたい。わが身も春光も、もろともに移り流れて行く上は、しばしが程は賞(め)であって、お互いにそむかないようにしようではないか。