笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

古希の由来

2014-04-18 09:14:36 | 日記
長年の異業種交流会の仲間のHさんから、古希の言われの杜甫の漢詩と大意を送っていただきました。感謝です。

Fさま
古希のお祝いを申し上げます。
人生七十古来稀なりの杜甫の詩をお送りいたします。
平成二十六年年四月吉日
H原 道雄

曲江 二首 の二
朝回日日典春衣
毎週江頭盡酔帰
酒債尋常行處有
人生七十古来稀
窄花挟蝶深深見
貼水蜻挺款款飛
伝語風光共流転
暫時相賞莫相違
(挟、挺の偏は虫)

大意
朝廷から戻ってくると、毎日のように、春着を質において、曲江のほとりに来ては酔いをつくして帰る。酒手の借りは珍しくなく、到るところにあるが、どうせ昔から、七十まで長生きするものはめったにいないのだ。花の間をぬって行く蝶は、奥深く見え、水面にかるく尾をたたくとんぼはゆるゆると飛んでいる。
この春景色にことづてしたい。わが身も春光も、もろともに移り流れて行く上は、しばしが程は賞(め)であって、お互いにそむかないようにしようではないか。
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友の通夜

2014-04-15 21:09:45 | 日記
今日は、夕方、下北沢のお寺で、会社が同期のYさんの通夜がありました。
Yさんは、同期の中では何時もニコニコしていて、口数も少なく穏やかな人でした。
つい、この間同期の昼飯会で会い、いつものように、珍しい銘菓を配ってくれたばかりでした。
今朝から、我が家の白い芍薬が咲きました。
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義経の笛

2014-04-12 17:22:09 | 日記
今日、デパートで開催中の「金沢・加賀の物産展」に行きました。

最近の私は、旅行先の土産物店やこのような物産展では、専ら、笛にちなんだ物がないかどうか探し回ります。

会場を一回りすると、「安宅の関」の看板のかかった店が有りました。

近づくと、白い筒のような物と緑色の筒のような物が並んでいました。

よく見ると、白い筒には、「弁慶の勧進帳」と書いてありました。

そして、白い筒には、「義経の笛」とありました。

「なるほど、そう言えば牛若丸は、京の五条の橋の上で笛を吹いて渡っていて、弁慶に呼び止められたのだった。」、と思い出しました。

しかし、義経になってからの笛の話は聞かないな、と思いつつ、「義経の笛」を試食をしてみました。

「すはま」と言うことですが、甘味は控え目です。

訊くと、豆の緑色だとのこと。

上側には、笛の穴に見立てて、胡桃が4つ付いてました。

アイデア、形、味ともに、goodでした。

お茶席で薄茶をご馳走になり家に帰ったら、9月15日に文化ホールで、金春能「安宅」があるとのチラシが届いていました。
不思議なご縁です。
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朝一番の訃報

2014-04-12 10:01:17 | 日記
今朝早く、携帯にメールが届きました。

いつものように、連絡を専らPCにしている笛仲間のSさん、Yさん、あるいはT先生からかな?と思って開けたら、会社の同期のEさんからでした。

「訃報」と言うタイトルなので、先輩のことかな?と思って開けたら、以下のように同期のY君の訃報でした。

「同期の皆さん各位

おはようございます。

悲しいお知らせをお伝えしなければなりません。

今朝4時、Yさんが急逝されました。

大動脈剥離で、急きょの手術もむなしく逝去されたとのことです。

家族ぐるみのお付き合いをしている同期のyさんからの情報で、奥様から、われわれ同期のメンバーには知らせしてほしいとのことでした。

葬儀等詳しいことはまだこれからなので、とりあえずお知らせします。

先週の同期の昼食会には元気に参加し、何時ものように参加者にお菓子を配ってくれたのに、信じられない気持ちです。

これから何時何が起こっても不思議でない年齢ですから、悔いのないよう日々を過ごしましょう。

Yさんのご冥福をお祈りします。

合掌」            いやいや、驚きです。

先週4日の昼飯会で、いつものようにニコニコして六花亭のケーキを配ってくれたのに!

Yさんの入社当時の印象は、無類の落語好きで、旅行の時の余興で、小噺をやってくれたと思います。           穏やかな人柄で、皆さんに親しまれていました。  

今年、古希のはずです。

残念です。
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金沢八景の春

2014-04-11 20:48:56 | 日記
今日は、朝から電車を乗り継ぎ、横浜・金沢八景の近くで春を楽しみました。

25年来、私が幹事をしている異業種交流会の行事として、仲間のNさんのお世話で、盛りだくさんのプログラムでした。

まずは、Nさんの昔の勤務先であるT運輸さまの「工場」を見学しました。

訪問するまでは、「物流業なのに、工場ってどういうこと?」と思っていましたが、行って見たら、大型機械や精密機械を「安全、安心に」輸出するために、木材やスチール鋼材でしっかりとした荷造りをしているというもので、文字通り工場でした。

国際競争の最前線を見る思いでした。

屋上から見た東京湾は、春の長閑な光景でした。

次は、近くのホテルの会議室に場所を移して、今年初めに大腸ガンの手術をしたFさんから「体験版・健康と食事」と言う話を、ビールを傾けながら聞きました。

Fさんが、自らの体験、医師とのやり取り、同じガン患者の先輩から聞いた話を総合すると「人間の健康の源は、食べ物である。毎日、アーモンドを牛乳と一緒に2、30粒食べているが、歩いても疲れないし、ゴルフも調子が良い。食事は、代謝酵素の材料になるアミノ酸とミネラル&ビタミンを中心にとることが必要だ。その為には、糖分を控え目にして、たんぱく質と野菜たっぷりが良い」とのことで、しばし、健康談義に花が咲きました。

3次会は、有名な金沢山称名寺での花見です。

生憎、山門から仁王門までの桜並木は、写真のように葉桜になっていました。

仁王門も閉まっていましたが、脇から境内に入らせていただき、反り橋を渡って金堂を見せていただきました。

人気の無い境内は、また、風流でした。

金沢八景駅まで歩いて電車に乗りました。
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