リウマチの友達とゴルフ

先日、私は久しぶりにゴルフコンペで優勝しましたが、それは新ぺリア方式と言うハンディキャップに恵まれたからです。プロの競技会にはハンディキャップはありませんが、アマチュアの競技会には様々なハンディキャップがあります。
例えば、うちはじめるティーの位置、これ迄のスコアから計算したスコアのハンディ、成績順位決定の際に同点の場合は高年齢者優先などなどです。
この間のコンペでは、仲間のSさんの為に特別ルールのハンディキャップを設けました。元々柔道の国体選手でゴルフも大好きで、私と生涯スクラッチを約束していたSさんですが、数年前から足が不自由になり、ゴルフは出来なくなっていました。それでも10年来の仲間のコンペには何とか加わりたいというのです。
そこで、ティーショットからグリーンに乗る迄の打数は、そのホール毎にサイコロを振って出た目の数字とし、それにパットの数を加えてそのホールのスコアとする事にしました。その上で後は皆と同じように新ぺリア方式を適用して順位を決めました。11人間中8位でした。但し、ベストグロスは対象外としました。先ほど、この会の長老でありながらベストグロスを取ったNさんから、「あのルールはいい。だんだんゴルフがやれなくなってきている人にやる気を出させる」とお褒めのメールを頂きました。
みんながそれぞれの条件で参加して楽しめる。それがゴルフのいいところです。次回はSさんの優勝を期待しています。