笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

米国中間選挙の注目点など

2018-10-29 19:35:44 | 日記
アメリカの中間選挙が11月6日にあるが、日本のマスコミでは大統領選挙ほど関心が高くない。

上院議員の3分の1、下院議員の全てが改選される選挙であり、もし大統領の与党が敗れたら大統領弾劾の可能性が出るし、ねじれでも議席に大差があれば、大統領は死に体に近くなるほど重要な選挙なのにである。

新聞、雑誌、テレビの他、セミナーなどで見聞きしたことを、自分なりに纏めて見た。


まず、「大方の見方は上院は共和党、下院は民主党で、議席差の少ないねじれ」と言うことである。

また、「ねじれにより、オバマケアなどの医療福祉、移民問題、人権問題が政治的争点になろうが、経済優先はどちらも一緒で、アメリカの好景気は続く」という見方が強い。

更に、「ねじれでも、要人の人事権を有する上院を共和党が確保するとすれば共和党主導で政策を決めやすい状況が続く」とも言われている。

ただ、「アメリカのメディアは民主党寄りなので、下院も共和党が勝つ可能性もあり得る」と言う見方をする人もいる。(大統領選挙の時、日本でトランプの勝利を予想したのはK氏だけであった)


ところで、中間選挙とともに、米中貿易戦争も注目されるが、これについては、「中国は近いうちに米国以上に消費大国ななるが、それに備えて、内製の強化政策をとっている。
これに対してアメリカは知的財産を抑えることで中国の高度産業化を妨げるとともに、中国が内製化率を高めても米国の知的財産権の使用料が増えることを狙っている」と言う見方があり、深謀遠慮の見方で注目される。

確かに、中国は、世界第二の経済大国になっても、ノーベル賞をとることも、新たなデジタル技術も生み出していない。
かといって、これがアメリカの戦略だとしたら、短略的視点のように思える。

なぜなら、アメリカの有名大学への中国からの留学生の数やAIスキルによるデータ処理での中国の優位性が言われているからである。


対決するアメリカと中国の狭間で、我が国はどのように生きて行くのか、国会は勿論、論壇やマスコミでも徹底的な議論が必要なのではないか。
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私は、柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。
コメント
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