笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

柳家吉緑さんの落語会(2月26日)模様

2017-02-28 21:20:15 | 日記
慌ただしい日々の第3日で、持ち越した「柳家吉緑さんの落語会」の報告をします。


午前中の笛の教室の後、男三人でアルコール付きのランチを取りました。

その後、そのまま両国に向かい、駅前のコーヒーショップで本を読んで時間調整をしました。

街中は、東京マラソンの賑わいの余韻が漂っていました。

会場入口で、Nさんと落ち合って会場に向かったら、予想以上に満席です。

前座は、入船亭辰のこさんです。
5月に二つ目昇進が決まっているそうで、歯切れの良い江戸弁で汗びっしょりになり「狸の札」を演じましたが、あえて言うと「客席を見ていない」、「狸と人間の語り口が同じ」だと思いました。


吉緑さんも、前座の裏話などで慰労した後、「だくだく」を語り口良く話しました。

ゲストは、浪曲の玉川太福さんです。

工場の先輩と後輩が、お昼の弁当をオカズを交換しあいながら仲良く食べると言う場面を浪曲で語りました。

落語会と言うのでこのようなネタをやったのかな?と思いましたが、子供の頃に、広澤虎三や鈴木米若などを聴いていた者としては、是非とも、古典を聴いてみたいです。(因みに、彼は、私の大学の同じ学部の後輩です)

吉緑さんのとりは、初めて短い話二題でした。

最初は「長短」です。
気の長い男と気の短い男のやり取りで、語り口の上手さがハッキリしますので、辰のこさんも大変参考になったことと思います。

ちょっと引いて考えたら、我が家での、家内と私のやり取りのようでした。

最後は、「お見立て」です。
廓話ですが、私は「紺屋高尾」のような人情物の方が吉緑さんには向いているな、と思いました。
(プロの話し手としては、芸域を広げる必要があるのでしょうね)

次回は、5月20日ですが、ゲストは、プロの阿波踊り集団「寶船」と言うことで、踊りとお囃子が楽しみです。


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私は、若手落語家・柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。
http://ameblo.jp/y-kichiroku/
コメント
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