マクロ経済そして自然環境

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景気政策史-3 18世紀末~19世紀初頭 リカード補説

2008-04-27 19:50:14 | 景気政策史

前回、18世紀末から19世紀初頭について述べましたが、このサイトのある程度継続的なsome visiters の方々が若干は居られる様ですが、自明の事かも知れませんが、やはり、簡単と言ってもリカードについて余り簡単に済ますことは無理がありますので、若干再説したいと思います。リカードはその主著経済学および課税の原理を1817年に出しますが、その恐慌、不況に関する考えはその中の1、19章「貿易系路上の突然の変化について」と2、第27章「通貨と銀行について」の中に特徴的に現れていると思います。1の中では、ナポレオン戦争後の不況に見られるように、不況状態を非経済的理由による経済不安定を説いています。又2の27章の中では、1797年の不況を評して“この種のパニックが1797年の恐慌の原因であった“とし、又“イングランド銀行の取り付けを引き起こしたものは社会の臆病な人々の根拠のない恐怖の伝染であった“として、通常的に自立的に市場から不況になるのではない、又それに対し“イングランド銀行が支払いを続けていればおさっまた“とし、要は自立的景気変動を否定し、専ら金融システム上の問題とし、特に発行準備の温存を考えていたように見受けられる-それは彼のイングランド銀行券を地金で払うと言う所に現れているように思えます。これは要は小額の兌換を避け金属準備の温存こそが発行を保障すると言う事だと言う事でしょうか。

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