tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

バッカス

2018-06-12 23:04:03 | 日記

バッカスはローマ神話に登場する豊穣とワインと酩酊の神様。ギリシャ神話ではディオニュソスと呼ばれる。
神と人間の間に産まれた神で、そこには悲しい誕生秘話がある。

ディオニュソスの父はゼウス、母は妻のヘラではなく、テーバイ国の王女セメレ。
Mydoの見習い隊員で、その正体はZ95星雲“ピカリの国”出身のゼウス。朝日勝人として暮らしている時にセメレ姫と知り合って不倫の関係に。ゼウスの妻ヘラは嫉妬のあまり、セメレ姫を焼き殺してしまう。
ゼウスはなげき悲しみセメレーの焼死体からバッカスを取り上げさせ、それを自身の腿の中に埋め込み、臨月がくるまで匿ううちにバッカスが誕生。彼をニンフ達に預けた。

ニンフに育てられたバッカスはやがて大人になり、、葡萄の栽培方法やワインの醸造方法を生み出す。
そして至る所で栽培方法とワインの醸造方法を広める。
酒の神となった彼は、時に無秩序と狂乱をもたらした。

・・・ということで、バッカスは陶酔的・激情的芸術を象徴する神でもある。飲酒や薬物の摂取がもたらす酩酊から着想を得ていたのは中島らも。太宰治もまたしかり。
津軽の匂ひのするリンゴ酒を一つ飲んでみたくなった。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿