マスクをしない自由

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、自身のツイッターで自身と妻のメラニア夫人が「新型コロナ検査で陽性になった」と公表。最側近のホープ・ヒックス氏も、新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出たらしい。大統領選への影響は必至だ。

これまで、マスク着用に消極的な姿勢を示してきたトランプ大統領。報道を観ると集会でマスクをしていない姿などが見られ、自業自得としか言いようがない。

日本でも「マスクをしない自由」を主張する人たちがいる。交通の公共機関の中でもだ。曰く、マスクをすると体調が悪くなる人もいる・・・。一部のマスコミが「一理ある」と容認する。

いろんな意見があっていいのだが、ごくわずかな意見をマスコミが取り上げるのは、世論操作の意図があると誤解されても仕方ないだろう。
新幹線の指定席など、席を移動できない交通の公共機関で、マスクをしない人の隣に座るのを嫌がる人はかなりの確率でいる。そういう人たちの存在を全く考慮せずに、「マスクをしない自由」をマスコミが取り上げるのはいかがなものか。

「王様の耳はロバの耳」と真実の声を消してはならない。しかしながら、ごく少数の意見を理屈にあうと決めつけるのは大きな間違いだ。