tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

アカレンジャー・イン・ダイビングショップ

2011-01-20 23:50:41 | プチ放浪 都会編

 
 
 
 

ダイバーたちの間で、あそこのダイビングショップは、「都市型ダイビング・ショップ」だから・・・という会話をよく聞く。
この記事を読んで不愉快に思う方もいるかもしれない。しかし、不愉快に思うということは、その分、心当たりがあるということにつながるはずだ。
あくまでも、特定のショップに対してのものではないことを最初に記しておく。

都市型ダイビング・ショップの特徴は、何と言っても「お金」。ダイバー同士、あるいは、海を愛する者としてのコミュニケーションよりも、ツアーへの誘い込み、基材の販売が露骨に優先される。
つまりは、ショップの顧客を金づるにしか見てないから、その人の人間性を無視した対応となる。
店だって、慈善事業をしているわけじゃないから仕方のないことだ。
まあ、ぼくは、ショップに顔を出さなかった時期に対し、いちいちその理由を詮索されることもない、そういった肩の凝らないドライな関係が割と好きなので、都市型ダイビング・ショップが好みに合っている。飽きたら店を変えればいいだけの話だから。また、強烈な売込みに対しては、聞こえないふりをしていればいい。。だが、友人を誘ってダイビングとなると、この都市型ダイビング・ショップに対する人々の嫌悪感がネックになる場合が多い。

だが、むしろ、ダイバーのサイドに立った良心的な店の方が、囲い込みによるヘビーな関係の顧客たちが多く、その独特の世界になじめなかったりする。一緒に海に潜っていて、孤独を感じるのは、そんなショップ。
どこをどう考えても、「自分は余所者」としか感じられないのに、誰も手を差し伸べてくれないし、気付いてすらくれない。これこそが、最も致命的だ。ストレンジャー・イン・(ザ)・ダイビングショップ。
・・・というようなことをスティングのEnglish man in NewYorkを聞いていて、考え込んでしまった。


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