tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ハンディキャッパーの出国

2008-04-23 21:09:58 | 日記
松葉杖で出国。ハンディキャッパーは、出国審査の際に車椅子を空港で借りることができるらしい。車椅子を借りた場合は、飛行機に搭乗するまで障害者用の優先サービスを受けられるようだ。だが、残念ながら松葉杖の場合はその優先権を失い、健常者と同じように自分で行動しなければならない。それでも杖を突いて歩いていると、空港の職員が人であふれている手荷物検査のところまで、人ごみを掻き分け列の順番を飛ばして連れて行ってくれた。
彼が面倒を見れるのはここまでと言う。手荷物のX線検査の先の出国審査は、プライオリティなしで列に並ばなければならない。X線手荷物検査はアルミ製の松葉杖も検査される。したがって、金属探知機のゲートをケンケンで通過。どうやら、足首に埋め込んだチタン製のプレートは探知機に引っかからないようだ。はでに片足で飛び跳ねてゲートをくぐると、係員が笑顔でOKと言ってくれる。
脱いだジャケットや、ウエストポーチ、ダイバーズウォッチなどを再び身につけて出国審査の窓口へ。カウンターの向こうの愛想のない係員にあごで向こうへと言われて晴れて出国。パスポートに成田の出国スタンプが増えた。
搭乗ゲートの待合室では、ゲートに近いイスにプライオリティシートが設定されていた。にわかハンディキャッパーのぼくとしては、普通のイスとどちらに座れば良いのかわからずに、プライオリティシートに隣接した普通のイスに腰掛けてボーディングを待つ。そしたら、「優先搭乗にしましょうか」とグランドアテンダントが親切に声を掛けてくれた。別に席に着くまで問題があるわけじゃないので丁寧に断り、搭乗の順番待ちを