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アカマツとフユウガキ(赤松と富有柿)

2008-04-17 | 猫額苑余話
このアカマツとフユウガキは、どちらも我が家の有史以前、すなわち何十年も昔に筆者が此処に移住して来たときよりも更に昔から住み着いている、いわば先住民族のような存在です。季節ですから、柔らかい新芽姿を写真にしてみました。ヒトに例えれば生後何ヶ月といったところでしょうか。生き物はどれも、生まれたてがいちばん可愛いですね。
アカマツは当初「見越しの松」仕立てで玄関脇に貧相な姿を晒していましたが、改築の邪魔になるので庭の奥まった場所に植え替えたところ、そのほうが彼の性に合ったと見えて、今では結構な「大木」になりました。唄の文句にもある「見越しの松」が似合うのは屋敷が広く、庭が大きく、塀が並び、古い建物があり、旧道に面したところだそうで(「角館紀行」同町観光協会)、我が家はその条件のどれも満たしてはいませんから、今の場所が彼にとっても分相応だったようです。
フユウガキは、数は僅かですが、秋にはスズメやヒヨドリの襲撃をかわして、極上の甘い実をつけます。
「川崎のカキ」というのがセールスポイントで、むこうから来たリンゴのお返しにと故郷へ送ったりすると、「川崎の煤煙ですすけたカキだべ…」などと珍しがられます。
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