ソテツは約2億年も前から存在している古い植物。今でも100種以上が生き残っていますが、その多くは稀少植物で、アフリカでは約20種のほとんどが絶滅危惧種とのことです。
この植物は雌雄異株で、それぞれ別の形の花が咲くそうですが、当苑の鉢植えは優に30年は経っているのに、ついぞ花を咲かせたことがなく、雌株か雄株かはまだ不明です。
しかしソテツは、新しい種子が発芽するだけでも何年、その後の成長も実にゆっくりしていて、樹齢数百年の天然記念物も多数あるという植物ですから(岡山理科大、波田研究室HP)、たかが30年ぐらいで雌雄の詮議を始めるのは、時期尚早のようです。
そんな超スローな生きかたが、ソテツをして2億年もの歴史を生き永らえさせてきた秘密なのかもしれません。
梅雨どきの新芽が伸びた今年の葉は明るい緑色で、まわりには柔らかいカールの縁取りがあります。古い葉が年嵩の大年増とすれば、こちらは初々しい生娘といったところです。
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この植物は雌雄異株で、それぞれ別の形の花が咲くそうですが、当苑の鉢植えは優に30年は経っているのに、ついぞ花を咲かせたことがなく、雌株か雄株かはまだ不明です。
しかしソテツは、新しい種子が発芽するだけでも何年、その後の成長も実にゆっくりしていて、樹齢数百年の天然記念物も多数あるという植物ですから(岡山理科大、波田研究室HP)、たかが30年ぐらいで雌雄の詮議を始めるのは、時期尚早のようです。
そんな超スローな生きかたが、ソテツをして2億年もの歴史を生き永らえさせてきた秘密なのかもしれません。
梅雨どきの新芽が伸びた今年の葉は明るい緑色で、まわりには柔らかいカールの縁取りがあります。古い葉が年嵩の大年増とすれば、こちらは初々しい生娘といったところです。
芽が出たサテツをさてどうしようと思っていますが・・・
鉢植えで大きくなるのですね!
すばらしいブログですね。
特に絵がいいです。(露出、光の捕らえ方が)
これから時々おじゃまします。