ばぬあ通信 ―バヌアツ共和国 青年海外協力隊活動記―

青年海外協力隊としてバヌアツ共和国タンナ島で小学校教諭として2007年から2年間活動しました。未知の世界をあなたへ☆

no.80 6.19 タンナの愉快な仲間たち その4

2009-06-19 18:15:10 | Weblog
みなさんこんにちは!ここ数日タンナはかなり寒く、朝は息が白くなります。日中も暑くはならないので過ごしやすいといえば過ごしやすいですが、やっぱり南の島だから南国を感じさせる天気が恋しい今日この頃です(^^ゞ

さて、タンナの愉快な仲間たち第4回の主役は私の家の隣に住む「マーガレット」です。彼女はロカタイ小学校の4年生の担任で、彼女には赴任当初から仕事の面でも生活の面でもいろいろと助けてもらっています。学校では子どものコントロールが上手な優しい先生で、私は彼女から授業でよく使う言い回しやバヌアツ流の指導法などたくさんのことを学びました。また彼女は先進国的な常識(変な言い方ですが)がある人で、彼女のクラスにはゴミ箱があり、私と同じで子どもにサンキューと言うように指導したりしています。(教室にゴミ箱があるクラスは私の知る限り彼女のクラスだけです。)彼女の指導が行き届いてるのはクラスの雰囲気にはっきり表れていて、子どもたちはみんな落ち着いているし、欠席も少ない。私も4年生は授業がしやすいです^^

1年くらい前、巡回指導先で不愉快な思いをして悶々としていたときに、マーガレットになにげなくそのことを話したら、彼女は思いがけず「それはテツヤが正しい。(相手は)礼儀知らずでよくない!」と言ってくれ、「そうか、やっぱり気持ちはみんな同じなんだ。人種の問題じゃないんだ!」とわかり、滅入っていた気持ちは日本晴れ\(^o^)/と、彼女の言葉に救われたこともありました。彼女はよき同僚であり、よきご近所さんであり、そしてよき先輩教師です(^^)

そんなマーガレットは4児の母。一番下の女の子ガブリエラは2月に生まれたばかり。最近では顔つきもしっかりしてきて、目も合うようになりかわいい盛りです^^そして一家みんな仲がよく、旦那さんのトムは長身の男前!息子のマシューとコートニーも男前になるんだろうな^^♪そんな家族の温かさをいつも近くに感じられるのもタンナならではなのかもしれませんね!

早いもので、もう6月も半分終わり。こうして時は流れていくんですね。まさに「光陰矢のごとし」だなぁ。では、次回もどうぞお楽しみに!Ale!(^o^)/



写真はマーガレットと娘のカウイです。カウイは1年生で、ずっと数字の3を鏡文字で書いていましたが今は正しく書けるようになりました。えらいぞ~カウイ^^

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