ばぬあ通信 ―バヌアツ共和国 青年海外協力隊活動記―

青年海外協力隊としてバヌアツ共和国タンナ島で小学校教諭として2007年から2年間活動しました。未知の世界をあなたへ☆

no.02 10.5 任地タンナ島へ!

2007-10-05 10:00:00 | Weblog
今日は10月5日金曜日です。今日バヌアツは祝日のため語学研修も休みです(^^)v一昨日と昨日で任地のタンナ島へサイト訪問へ行ってきました!

朝5時半出発で飛行機で行きました。飛行機は15人乗りくらいの小型機で、搭乗するときにふと飛行機のタイヤを見たら空気が入ってない!!明らかに圧が足りないのがわかります・・・(-_-;)「まぁこんなもんか。」と思って乗ったら、座席の脇のボルトは抜けてるし天井が外れて落ちかけてる。さすがAir Vanuatu!しかも小型機なので上空では機内は外気温と同じ温度になります。眠いのか寒くて気が遠くなったのかわからないのですが、うとうとしているうちにタンナに到着。時間は約1時間でした。飛行機に乗っていたのは私と同行してくれた調整員さんを除きみんな白人の旅行者で、空港も質素ながら新しくきれいでした。近年観光客が増えつつあるということは聞いていたのですが、身をもってそれを感じました。

タンナでの移動手段は歩くか、ピックアップトラックのタクシーが主な手段のようで、私達もそのピックアップトラックの荷台に乗って勤務先のロカタイ小学校へ行きました。空港と空港の駐車場以外は舗装道路ではなく、砂埃がすごいのですが島の雰囲気とあっているのか、私の性に合っていたのか荷台も快適に感じられました。

勤務先のロカタイ小学校では先生方や子ども達が温かく迎えてくれて、歓迎のセレモニーをしてくれました。子ども達がwelcomeの歌を歌ってくれたのですがその歌声の力強さとメロディーの美しさに感動しました!!感謝の気持ちを伝えたかったのですが、ビスラマ語でその気持ちを伝えられなかったのが悔しい!島の人々もとても気さくで温かく、日本人とわかると日本語で声をかけてくれる人もいました。今までの隊員の方々が島の人たちに愛されながらすばらしい活動をしていたんだな、と感じました。ビスラマ語をもっと勉強しよう!という気持ちになりました。

私の住む家は学校の敷地内にありました。なんとちゃんと電気がきていてコンセントジャックもありました。水は少し歩いて汲みに行きます。電気ポンプの井戸があるようです。トイレは家の裏手にあって、穴が開いていてトタンで囲われています。その隣がシャワールーム。シャワールームといってもトタンで囲われているだけで、水を汲んでいって頭からかぶる・・・といった感じになりそうです(^.^)

今回の視察で、タンナでしか使わないものを家においてこようと思って少し荷物を持ってきたのですが、私の家の窓はガラスがところどころ抜けてる上に窓が閉まらない!!雨風にさらされるけど、これこそ開発途上国。仕方ないか。と考えていたら隣に住むマーガレットという先生が、「この家は窓が壊れてて荷物が雨に濡れるから、うちで預かってあげるわよ。あなたが来る前までには家も掃除しておいてあげるから、あなたは自分でやる必要はないわよ。(と、言ってくれていたはず(^^ゞ)」と言って荷物を彼女の家で預かってくれました。実際に荷物や部屋がどうなるかはわからないけど、そう言ってくれる気持ちがうれしかったです。

先生方も子ども達も温かい人たちで、とてもタンナが好きになりました。早くタンナへ行きたい!というのが今の気持ちです。

写真はロカタイ小学校と私の家とセレモニーの様子です。セレモニーではこの後花で作ったレイをかけてもらいました(^^)

この「ばぬあ通信」は携帯用とパソコン用を作っています。内容は同じですが、パソコン用では画像も見られます。もし携帯のほうがよかったり、他にも見たい方がいらっしゃいましたらsurf616@yahoo.co.jp にメールいただければ送信できます。

ではno.3もお楽しみに!