町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

故髙城義太郎先生宅を訪問

2018年10月22日 | アルバム
今年2月にご逝去されました日本児童学会名誉会長・顧問であられました故髙城義太郎先生のご自宅を訪問。少し時間が経ってしまいましたが、仏前にご案内いただきご冥福を祈りました。

髙城先生とはご夫人を通しての情報がほとんどでしたが、その経歴、功績や人伝に知り得たことなどから、その人物像は、大いに尊敬すべき方との思いを抱いていましたが、電話で一度激励をいただき、また、町田駅で偶然お会いしたのが直接のことで、80歳を超えても、尚、大学での仕事をされていた関係から、町田のご自宅で会う機会が無く訃報に接することとなりました。

先生は長年児童の研究に取り組んでこられたことは、ご自宅を訪問した際に、いつも奥様からうかがっていましたが、奥様が先生への追憶の寄稿をされた児童研究という学会誌を見せていただき、数人の方の寄稿を読む中、偶然に目にした文章に視線が止まりました。


そこには、先生が幼児にとって遊びは生活そのものであり人間形成上重要であると明示され、さらにその望ましい事例として、冒険遊び場のような質の高いものを考えるべきこと、プレイリーダーなど関わる大人の育成などを提案されてきた記されていました。
文脈から推察すると、40年以上前には提唱されていたようです。

ここ数年、全国の自治体で、冒険遊び場が次々と設置され始めています。町田市でも小山田桜台団地の一角に3箇所目となる冒険遊び場が誕生。
その淵源を辿ると、少なからず、髙城先生の御尽力があったことに、感謝の思いを抱くとともに、改めて、尊敬の念を強く致しました。

冒険遊び場となった、小山田桜台団地の公園。
100名以上の子どもたち来る日もあります。