町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

映画館のない町田・・・

2013年02月24日 | 活動日誌

以前、山形に出張した際に映画祭の期間と重なったことがある。山形市内には、人が溢れて、夜も、ところどころに人が集り、満足そうに盛り上がっている人たちがいた。外国からも、かなりの人が来ていたようで、国際色豊かな雰囲気を感じた。寒い時期だったが、それだけに東北の地らしいものに感じられました。東京に帰り、ネットで調べると山形国際ドキュメンタリー映画際という題名が目に飛び込んできた。たった一泊の印象でしかないのですが、時折思い出しては、町田でも、町田らしい映画祭ができないものかと思うことがあります。

日本には、映画祭と名乗るものが、かなりあるようです。実際に、お隣の多摩市にも、日本映画の活性化に取り組んでいる映画祭がある。一見町興しのようにも思えるが、実際には、映画興しとでもいったほうがよいようで、映画ファンの掘り起こしや上映機会の拡大を目指しているようだ。

映画館の経営というのは、あまり、魅力的な事業ではないこを、実際に携わっていた人から聞いたことがある。その理由は、興行収入の7割以上が配給側に入るしくみにあるようだ。おそらく、そこから映画館の経営者に残るのは微々たるものかもしれない。

いずれにしても、町田というターミナル駅であり、日本でも上位に位置する乗降客を抱え、新宿、渋谷、池袋などに次ぐ売り上げがある町田駅周辺でありながら、映画館が一つも無い状況を改善してほしいとの声は大きく、市が公益の立場から関わって、なんとか一つくらいはつくらなければならないと考えている人は多い。市が、駅周辺の魅力を高める努力をしているのであれば、なお更である。

文化の香りがする町田の雰囲気を創出するには、間接的ではあるが、取り組んでいってほしい問題だと思うし、多くの方から声をいただいているので、議会の立場からも、なんらかのきっかけづくりをしていきたいと思う。

 

さて、今日は、成瀬の総合体育館に足を運びました。子どもが小学生のときに入っていたバレーボールチームが都大会出場となったことから、少しの時間ですが、応援のつもりで現地に行きました。成瀬の総合体育館は、バレーボールコートが4面はとれる優れた施設です。子どもたちが、伸び伸びとプレーしている姿を見ることができました。今年の東京国体スポーツ祭東京の会場にもなっています。とても感心したのは、車椅子の方が観戦できるように、2階にガラス張りのコーナーをつくったことです。よくできていて、これなら車椅子の方もそのまま観戦できます。それにしても、バレーボールに熱中した時期をもつ私にとって、夏の国体は、楽しみなことの一つです。今、何かボランティアでもできないものかと密かに思っています。館内にこだまするボールや声援は、その昔を思い出させてくれそうです。

写真: 小学校バレーボールクラブチーム都大会が行われている成瀬の総合体育館に来ました。スポーツ祭東京のバレーボール会場にもなっています。  車椅子観戦ができるように柵を一部をガラス張りにしました(^_^)/