自然体験

今年の夏、実は、公共の宿泊施設を二つばかり利用した。一つは、お隣りの相模原市のたてしなの施設。あいにくの雨。しかも激しく豪雨。残念ながら、ほとんどが施設の中で、時間を過ごしました。町田市と協定していることから、気軽に利用させてもらいましたが、スタッフの方はとても親切で、大いに気分転換をさせていただきました。
もう一つは、国立の青少年自然の家。主に青少年団体が利用していますが、家族利用もできます。
信州高遠の施設を利用しました。大自然の中にあり、自然を充分満喫できます。
こうした公設の施設は、全国にどのくらいあるのでしょうか。周辺に娯楽施設がたいてい少ないようで、都会を離れた実感を持つには、とても効果的です。
市町村、都道府県、国とそれぞれが運営方法を民間に依託するなどして維持管理に苦労しながら行っているようですが、今のご時世では、新たにつくることは難しく、貴重な財産であることは、間違いありません。
リゾート施設とは違い、その土地の生の自然、美しい風景や空気に直接触れることは、閉塞感の漂う日本にあって、新たな活力が得られる絶好の機会です。
偉大な生命を育む大自然、そして、四季の移り変わり、日本の独特の地理的側面から育まれた生活環境は、新たな可能性を見出だす大きなヒントなるのではないかと思う。
写真は、山の中にあった千代田湖という湖。