紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

中国の話題二つです

2013年08月05日 17時33分52秒 | 日記
「 中国の製紙業・旧式設備廃棄」
  中国の製紙業・旧式設備廃棄は、11年・12年・13年の3カ年で「2,447万t」です。日本の年間全生産量に近い量に匹敵します。「2013年製紙産業設備廃棄案」(中国工業情報化部(MIIT)発表)では、「本年末迄」に「621万㌧」の旧式設備廃棄案が示された。 (因に、2011年の設備廃棄量は831万㌧、2012年995万㌧。)廃棄案上に記載された機械は「製紙関連274社」が対象で、9月末までに停止し12月までに解体しなければならない。廃棄対象機械が多い順番」は河北省の93万㌧、湖北省92.3万㌧、山東省73.9万㌧で3省合計で廃棄案の約42%。
 「廃棄対象」は、「木材パルプ能力5.1万㌧以下」、「非木材パルプ能力3.4万㌧以下」、「古紙パルプ能力1万㌧以下」。「新聞用紙5万㌧以下」、「印刷用紙機械幅1760mm以下で速度120m/分以下」。紙器用板紙機及び再生段原紙機機械幅2000mm以下、速度80m/分以下で、生産性の悪い老朽マシーン。
 最新の印刷用紙抄速は、速度2000m/分クラスですから、速度120m/分以下とした発表だと・・・速度130m/分~速度500m/分~速度1000m/分の製紙機械が殆どだと云う事です。古い排水設備や、石炭ボイラー等の公害問題も含めて恐ろしい国ですね。
 「2013年1~6月古紙・パルプ輸入実績」
◎古紙輸入:1-6月累計1492.4万㌧(対前年同期比0.7%減) ◎パルプ輸入:1-6月累計825.1万㌧(対前年同期比4.2%減)

 中国社会科学院によると、中国では「起業家の第1世代が引退」を迎える年齢になってきています。「創業者一族」が事業乗っ取りを恐れて外部の経営トップ招へいを嫌う傾向があるのに対し、「跡継ぎの子供達」は一人っ子で、しかも、海外留学の結果、家業を継ぐことに興味を失い、より魅力的な仕事の機会を求めるようになっているそうです。 第1世代の起業家らが築いた事業の価値は6110億ドル(約60兆円)。このため、「後継者をめぐる危機にうまく対処できなければ、国内経済には打撃となる」と、警告。  中国では1000万以上ある民間企業が、国内総生産(GDP)の約6割を占め、2011年末時点で、民間企業の「8割以上が家族経営」だと云われています。(ロイター) 目っコを付けた「娘婿」に経営さすならともかく、馬鹿息子にまかしたら会社は売食いで其の代で廃業でしょう。
 葉山は絶好調です・・・昨日も、今日も雨が時折降ってくれています,約30分間から小1時間、で、すぐに晴天となります。畑の野菜も生き返った事でしょう。上海では140年ぶり猛暑だそうです。マンホールで目玉焼きも・・・中国は過去140年で最悪の猛暑に見舞われている。7月26日に上海で最高の40.6度。との報道でした。

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