モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

オレガノ ケントビューティ(Origanum 'Kent Beauty')の花

2008-07-05 06:44:41 | その他のハーブ


イタリア料理にオレガノは欠かせないという。
特にトマトとオレガノは相性がよく、トマトソースに使われるそうだ。
トマトソース嫌いがいるので、なかなか手を出せないで来たが、チャレンジしてみようと思う。


オレガノは種類が多く、大きくは3つに分かれるようだ。

オレガノ、ワイルドマジョラムと呼ばれるオリガヌム類(近々紹介)
スィートマジョラムを代表とするマヨナラ類(既掲載)
そしてこれから紹介するアマラクス類のオレガノケントビューティ

(写真)アマラクス類の花オレガノケントビューティ


アマラクス類は、花オレガノとも呼ばれるように、
花や苞葉がきれいで園芸種として観賞用で育てられている。

オレガノ‘ケントビューティ’(Origanum 'Kent Beauty')は、
オリガヌム・スカブルムとオリガヌム・ロツンデフィルウムを交配した園芸品種で、
横に伸びる茎と葉、そして花を包む苞葉が美しい。

6月末に赤紫の花が葉に隠れるように下向きについた。

今年花開いた種は、昨年に大改造を行い、植え替えを行った。
それまで、放置していたので伸び放題になり、茎がからまったり汚らしくなってしまった。

そこで、1/2ぐらいを取り、植え替えをしてあげたらきれいに生育した。
高温多湿が苦手であり、風通しの良い半日陰(植木の影)で育てていたので、
花が咲いたのに気づくのが遅れた。

乾燥気味に育て、花が咲き終わったら思い切ったカットが良さそうだ。
出来れば、根ぐされしやすいので植え替えてあげると良い。

(写真)下から見たオレガノケントビューティ


オレガノ ケントビューティ(Origanum 'Kent Beauty')
・シソ科オリガヌム属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Origanum 'Kent Beauty'。
・ハイブリッド種で親は、オリガヌム・ロツンデフィルウムとオリガヌム・スカブルムとを交配した園芸種(O. rotundifolium_ × _O. scabrum)
・原産地は、地中海、西アジア。
・草丈は、横に広がり30~50cm。高さは、10センチ程度。
・開花期は、7月~8月。
・花の色は薄い赤紫。花のように見えるのは苞で大きく房のように広がる。
・高温多湿が苦手なので、夏場は風通しがよい半日陰に置く。
・花が終わったら切り戻す。新しい芽が出るので5センチぐらいを残して切っても良い。
・酸性土壌を嫌うので、植え付け時に苦土石灰を入れると良い。
・ハーブではないので、観賞用で楽しむ。

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