マル鉄・鉄道写真館

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165系 パノラマエクスプレスアルプス+EF63

2020-04-06 00:16:00 | 国鉄・JR ジョイフルトレイン
165系 パノラマエクスプレスアルプスEF63


165系「パノラマエクスプレスアルプス」は、国鉄末期の昭和63年3月から営業を開始したジョイフルトレイン。
新幹線の開業や特急格上げにより大量に余剰となった165系直流型電車を種車とし、大井工場で改造された。名鉄パノラマカーや小田急ロマンスカーと同様に運転台を上に載せた、国鉄としては珍しいスタイルとなりました。
Tc+M’+MCを背面に連結した6両編成で、全車グリーン車としています。



オレンジカード 国鉄 東京西鉄道管理局発行

「パノラマエクスプレスアルプス」の誕生を記念し、国鉄最末期の昭和62年2月に発行されたオレンジカード。
実車の写真は間に合っておらず、完成予想デザインを使用しており、赤・オレンジの色調が実車より濃くなっています。



オレンジカード JR東日本 立川営業支店発行

運転開始後すぐに民営化を迎え、新たな所管となった立川営業支店から昭和62年8月に発行された、実車の写真を使用したオレンジカード。
ヘッドマークデザインを比較すると、1段目と2段目の割り付けが違うことが分かります。







平成9年4月12日 横川駅にて 団体列車「パノラマエクスプレスアルプス」及びEF632ほか

碓氷峠の廃止直前、横川駅を訪れた時に撮影できたもの。満開のサクラをメインに撮影していたため、肝心の「パノラマエクスプレスアルプス」が蔑ろになってしまいました。


「パノラマエクスプレスアルプス」の活動範囲が中央本線を中心に、武蔵野線や房総方面と地元を通ることが少なかったため、全く撮影する機会がありませんでした。
東京ディズニーランド臨には他の165系ジョイフルトレインを併結した列車なども多数運転されましたが、駅撮りを全くしていたかった時代と重なったため、特に被写体とならなかったようです。

JRとしては平成13年8月を最後に廃車となりますが、翌月に富士急行電鉄に譲渡され、平成14年から「フジサン特急」として第3の人生を歩むことになります。
この「フジサン特急」も世代交代を迎え、平成26年を最後に完全引退となっています。

富士急行線2000形:2001編成「フジサン特急」引退
富士急行線2000形:パノラマエクスプレスアルプス復刻塗装(乗車編)
富士急行線2000形:パノラマエクスプレスアルプス復刻塗装(駅撮り編)


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