マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

EF81+24系寝台客車:団体「ニコニコ超会議号」2013

2019-04-17 06:49:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
EF8124系寝台客車:団体「ニコニコ超会議号」2013


平成24年のゴールデンウィーク走ったニコニコ超会議向け団体企画列車『EF81+24系寝台列車:団体「ニコニコ超会議号」』については、当時タイムリーにご紹介したところですが、その後に撮影した同号については何故か記録をアーカイブ済み送りにしてしまったため、ここへの掲載をしていませんでした。

そんなことで、今回は2013年(平成25年)に運転された団体「ニコニコ超会議号」をアーカイブします。



平成25年4月27日 EF81138牽引 団臨「ニコニコ超会議号」

前年に運転された「ニコニコ超会議号」と同じく、大阪発日本海経由で上野まで運転されていまが、上野着は1時間ほど遅く設定されていました。
牽引機も全く同じであり、変化には乏しいですが、ブルートレインそのものが風前の灯火となった時代、貴重な団体列車として継続運転されることを期待していました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

185系:団体列車「静岡DCオープニング号」

2019-04-01 00:42:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
185系:団体列車「静岡DCオープニング号」


昨年の『185系:団体列車「快速 プレDC静岡まつり号」』に続き、平成最後となる今年も団体列車「静岡DCオープニング号」が運転されました。

静岡ディスティネーションキャンペーン初日に合わせ、東京~静岡間に設定されたのも昨年と同様で、やはり185系が使用されました。
昨年は完全にノーマークだったので偶然に記録できたのですが、今年はあらかじめ情報を注視していたので、余裕をもって迎え撃つことができました。


※撮影は、平成31年3月31日です。



185系B5編成 団体列車「静岡DCオープニング号」 送り込み回送

他の撮影者はゼロ。ゆったりと撮影できましたが、如何せん天気が悪くて7時前後でも結構暗かったですね。
まったく人出がないので、ひょっとしてヘッドマークが無いのか?と心配もしましたが、昨年と同様にきちんと掲示されていました。




立ち位置は悪いのですが、なんとかヘッドマークを撮ろうとチャレンジするも、残念ながらシャッタースピードを稼げなかったためにブレてしまいました。




冒頭の写真はコントラスト注入によりモヤを飛ばしましたが、実際にはこれくらいモヤモヤしていました。

天気が良ければシャープに撮れたんですけど。
昨年と同じ設定で、ヘッドマークも似たようなイメージでしたが、列車名は大きく変わっており、マークも文字とイラストのバランスが逆転していました。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

キハ58系新潟色:団体列車(上越線)

2019-03-24 19:32:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
キハ58系新潟色:団体列車(上越線)


国鉄時代、非電化区間ばかりか電化区間においても活躍した急行形気動車、キハ58系。
急行形気動車の集大成のような存在でしたが、急行列車と言うカテゴリですら消滅してしまうとは思いませんでした。

急行列車の衰退と共に、普通列車へとその用途を変えていった晩年、電化の特性によらずどこでも走ることが出来る車両として、団体列車や臨時列車にも重用されたキハ58系。
本来は気動車が走る必要性のない上越線で、1度だけその姿をキャッチしたことがありました。



平成5年8月22日 水上~上牧間にて

EF55の写真を撮るために構えていたところに、背後からやって来たキハ58系団体列車。
ノーマークだったので三脚に据えた中判カメラは向きを変えることができず、後追いで撮影したものです。

先頭の方の側面が見えませんが、確かオール新潟色だったと記憶しています。
当時は老朽化したキハ20系や30系が淘汰され、急行列車の廃止で余剰となったキハ58系が普通列車用として非電化区間で活躍していました。

しかし、上越線の枝線では非電化区間が存在しないため、このような形で入線してくることは、当時としてもあまり見ることが無かったと思います。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

DD13牽引 12系お座敷客車「いこい」:団体列車「さようなら清水港線」

2019-02-10 02:30:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
DD13牽引 12系お座敷客車「いこい」:団体列車「さようなら清水港線」


昭和59年3月31日をもって廃止となった清水港線。1日にたった1往復のみの旅客列車しか走らない路線として、当時は結構有名でした。
国鉄時代末期となる昭和50年代後半は、赤字ローカル線の廃止で全国的な鉄道ブームが沸き起こっていました。その中でも1日1往復のみ、しかもそれが当時としてもかなり少なくなっていた客貨混合列車が走っているということで、鉄道ファンで知らない人は居なかったと思います。

廃止1週間前の土日、清水港線に惜別の団体列車が仕立てられたという情報があり、あまりそのような話題に乗ることが無かった私も、初めての清水港線へ1人で行ってきました。




昭和59年3月22日 DD13203+DD13140牽引 12系お座敷客車 送り込み回送

沼津区に所属する12系お座敷客車を翌朝の運用に備えて前日に送り込みが行われました。
当時は詳しい情報がありませんので、まさか重連で来るとは思いませんでした。

土曜日は途中の工場で203号機が入換をしていましたので、夕方の定期運用の送り込みスジを利用して回送を行った結果、このように重連になったのではないか?と推測されます。




構内に入ると最徐行。後部もパチリ。
線路際で遊ぶ姉妹も、もう40歳前後になっただろうか。



昭和59年3月22日 三保駅にて(再掲)

三保駅に到着した12系お座敷客車「いこい」は、翌日の運用に備えて正向きに側線に停留されました。
そして、その横には当日の上り列車も整列し、普段は1往復しかない同線で珍しい客車列車の並びが実現しました。



DD13203+12系お座敷客車

最後を目前にした清水港線の混合列車ですが、明日の主役はコチラ。



昭和59年3月23日 巴川口~清水ふ頭間にて 団体列車「さようなら清水港線」

翌朝、三保駅発の団体列車が運転されました。
プリントからのスキャンでナンバーは不鮮明なのですが、おそらくは前日に準備されていたDD13203号機の牽引と思われます。
当日は沿線までの足がないので、清水駅前のホテルから徒歩にて移動、当時としても珍しかった可動橋で撮ろうと初めから決めていました。同じことを考えていた撮影者は多く、ここにはかなりの人数が集まっていた記憶があります。

同じ静岡局の地元で活躍し、稼働率の高い12系お座敷客車「いこい」でしたが、清水港線に入線したのは最初で最後だったんではないかと思います。

同日に撮影した定期便については別の機会にご紹介したいと思います。

さよなら清水港線 おわかれ乗車券・入場券

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

185系OM車:団体列車「旅のプレゼント」

2018-10-08 17:22:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
185系OM車:団体列車「旅のプレゼント」


JR東日本では、毎年10月中旬に「旅のプレゼント」という団体列車を仕立てています。
以前は上野動物園などへの行先設定で地元を通るのが当たり前と思っていましたが、どうも最近はそのような情報を見ていません。今年も臨時列車の情報にも載っていないようです。JR東労組のニュースでは、ここ数年、行先が群馬県内などになっているようです。

過去ログで183系OM車による「旅のプレゼント」及びE653系による「旅のプレゼント」をアップしていますが、185系OM車による「旅のプレゼント」が2年分ありますので、185系終焉間近で今後運用の可能性もなくなったことから、ここでまとめにしたいと思います。



平成26年10月4日 185系B6編成 9329M 「旅のプレゼント(信越線)」


平成26年10月4日 185系OM03編成 9835M 「旅のプレゼント(吾妻線)」

2014年度の2本です。上りはすっかり忘れていたので、下りの復路のみの撮影です。
9329Mは車内装飾がされていましたが、ヘッドマークは「団体」。一方、9835Mは車内装飾はされていませんでしたが、オリジナルのヘッドマークが掲出されました。



平成27年10月3日 185系B2編成 9852M 「旅のプレゼント(信越線)」


平成27年10月3日 185系OM03編成 9862M 「旅のプレゼント(両毛線)」

以上2枚は2015年度です。運行情報ではヘッドマーク付きとなっていましたが、実際にはごらんのとおり両列車とも「団体」幕であったため、復路の撮影はパスしました。

いずれも3種類の塗装が存在した期間で、185系バラエティの終焉を迎える直前でした。
E257系の動きがまだ完全には見えていませんが、185系が徐々に長野へ送られていることから、もうこのように185系ばかりを見る日は無くなってしまうでしょう。