鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

時速400㎞運転すればリニアは必要ない

2016年03月29日 | 東海 JR
 JR東日本が2020年代までに新幹線の時速400㎞化を目指すという。これが果たされれば日本列島がますます狭くなるに違いない。しかしここで考えなければならないことは時速400㎞が可能になれば本当にリニアが必要かということである。リニアの最高時速は時速500㎞、品川~新大阪を67分で結ぶとされるが、岡山や広島に行く場合は新大阪で乗り換えが発生する。品川~新大阪を同じルートで仮に時速400㎞運転可能な新幹線を走らせれば1時間30分くらいで結べるであろう。すると東京~岡山を2時間20分、東京~広島を3時間で結ぶこととなり、乗り換え時間と手間がなくなることを考慮すればリニアと変わらない。山陽新幹線でも時速400㎞運転を行えばさらに短縮できる。ここまで来るともはやリニアである必要はないのではないかと思われる。日本列島の鉄道網の発展を考えれば相互直通が不可能なリニアではなく、むしろ同じルートでフル規格新幹線を建設した方がよいのではないか。