鉄道改善案

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東北新幹線改善案

2015年12月11日 | 東北
ここでは東北新幹線(大宮~新青森)の改善案を述べる。

1.福島駅の山形新幹線接続部を改善せよ
 福島駅の山形新幹線連絡線は盛岡方面ホームからの単線1本しかなく、上下線共用のため東京行きの「つばさ」およびそれに連結する「やまびこ」は盛岡方面の線路を平面交差して、盛岡方面ホーム上で連結作業を行い、再び盛岡方面線路と平面交差しなければならない。これはダイヤ作成上大きなネックであり、健全な運行を阻害するものだ。今すぐに東京方面ホームに直結する連絡線を設けてダイヤ作成上の制約を取り除くべきである。

2.青森中央駅の開設を
 新青森駅は青森市の外れに位置するが不便極まりない。かわりに青森中央駅を開設すべきである。詳細は「青森県の鉄道改善」を参照。

3.整備新幹線部の260㎞/規制は馬鹿の極み
 先日、北海道新幹線の最速到達列車の所要時間が発表されたが、東京~新函館北斗を4時間以上もかかるという。こんな時間をかけていては新幹線の価値が半減してしまう。ただでさえ新函館北斗は函館市街から離れているのにこれでは利用者はほとんど見込めないであろう。そもそもこの問題の根本は「整備新幹線は時速260km以上で走っていはいけない」というおかしな規則のためである。こんな縛りをなぜ設けているのかまったくもって理解不能だが、今すぐ完全に撤廃すべきである。

4.「はやぶさ」の名を返上せよ
 東北新幹線の最速種別「はやぶさ」であるが、この列車は日本最速であるという偉業はあるが、「はやぶさ」の名は鹿児島への寝台列車に用いられていたものであり、いくらなんでも東北新幹線の列車の名称にするのは文脈がおかしいと批判されている。いますぐ「はやぶさ」の名を返上して、他の名称に変更すべきであろう。「はやぶさ」の名は新大阪~鹿児島中央を走る新幹線列車(現「みずほ」に相当)に用いるべきである。

5.名称の整理を
 東北新幹線はなすの、やまびこ、はやて、はやぶさの4名称があるが、基準が曖昧でわかりにくい。北海道新幹線開業も相まって名称が増えようが、はやぶさを廃止、はくちょう、はつかり、ほくと、あおばを新設して以下のように整理すべきである。

 はくちょう…東京~札幌(速達タイプ)
 はつかり…東京~札幌(新函館~札幌は各駅停車)
 ほくと…青森中央~札幌(各駅停車)
 はやて…東京~青森中央
 やまびこ…東京~盛岡
 あおば…東京~仙台
 なすの…東京~那須塩原・郡山
 つばさ…東京~山形・新庄
 こまち…東京~秋田



北海道・東北新幹線 ダイヤ案