鉄道改善案

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南武線改善案・ダイヤ案 -羽田空港に延伸せよ-

2023年02月28日 | 関東 JR

(2023年2月更新)

羽田空港へ延伸せよ
 羽田空港は国際線ターミナルが開業し、発着枠の増加とともに利用者も増加した。そこで南武線を川崎駅から羽田空港に延伸すべきであろう。快速運転を開始した南武線は神奈川県東部、東京都多摩地域と直結しており、羽田空港に不便であった同地域からの利便性が飛躍的に向上する。また川崎駅乗り換えで東海道線神奈川県方面からの利便性も大幅に向上しよう。羽田空港-川崎-(京浜東北線経由)-桜木町を結ぶ「空港横浜ライン」を20分毎に運転すれば、横浜駅方面からのアクセスも向上する。詳細は下のダイヤ案を参照。

南武線・空港横浜ラインへ乗換え1回でアクセスできる鉄道路線(下図)。川崎~羽田空港延伸により多摩地域、神奈川県全域からの羽田空港アクセスが劇的に向上する。その恩恵人口は1000万人以上にも及ぶ。

日中は快速、区間快速をそれぞれ20分毎の運転に
 南武線の快速は平日は30分毎、休日は20分毎に運転されるが、羽田空港に延伸すれば利用者の増加が見込まれるから、優等列車を10分毎に運転する必要がある。具体的には快速(停車駅:羽田空港国内線ターミナル-羽田空港国際線ターミナル-川崎-武蔵小杉-武蔵中原-武蔵溝の口-登戸-稲田堤-稲城長沼-府中本町-分倍河原-立川)と区間快速(停車駅:羽田空港国内線ターミナル-羽田空港国際線ターミナル-川崎大師-川崎-鹿島田-武蔵小杉-武蔵中原-武蔵溝の口-登戸からの各駅)をそれぞれ20分毎に運転すると良いだろう。また、夕ラッシュ時には通勤快速(停車駅:羽田空港国内線ターミナル-羽田空港国際線ターミナル-川崎大師-川崎-鹿島田-武蔵小杉-武蔵中原-武蔵溝の口-登戸-稲田堤-稲城長沼からの各駅を運行するとよい。詳細は下記ダイヤ案を参照。


府中本町駅の大改良を
 武蔵野線との乗換え駅である府中本町だが、武蔵野線と対面乗り換えできないばかりか、配線の関係上、南武線-武蔵野線直通列車は当駅に停車できない。駅構造を下図のように改め、両線の対面乗り換えを可能にすると共に、直通列車も駅に停車できるようにすべきである。(詳細は下記「理想配線図」を参照)

稲田堤駅を西方に200m移動し京王線との乗り換え通路を建設せよ
 稲田堤駅は京王線との乗換駅であるが、連絡通路がないばかりか、商店街の中を数分間歩かねばならない。この状態は利用者にとって大きな不便であることは言うまでもない。過去にホームの移設計画されたこともあったが、商店街が大反対したという。しかしこの状態で利益を得ているのは商店街だけであり、利用者もJR、京王両会社も、この状態を早く改善したほうがメリットがあることは明らかだ。

武蔵小杉駅ホームを川崎方にずらすべき
 武蔵小杉駅は横須賀線の駅が開業したが、乗り換えに非常に時間がかかる。もともと距離が離れているから仕方ないが、南武線ホームをもう少し川崎寄りにずらすことは可能なはずである。特に立川方面ホームは川崎寄りに柵が施されており、スペースの無駄づかいが甚だしい。今すぐ柵を取り払い乗降可能にし、横須賀線からの乗り換え客の負担を少しでも減らすべきである。

8両化せよ
南武線は終日混んでいる。羽田空港に延伸するとなると更に混雑は増すだろうから、8両化は必須である。ホームの延伸が必要であるが、可能であろう。

ダイヤ案
・南武線の川崎駅を地下化し、羽田空港方に引上線を2線設ける。川崎止まりの各駅停車はそこで折り返す。
・川崎駅横浜方に南武線と京浜東北線の連絡線を設ける。空港横浜ラインはそこで京浜東北線に転線する。

 日中 下り(20分サイクル)


 日中 上り(20分サイクル)


 夕ラッシュ時下り(8分サイクル)


理想配線図 (赤枠内箇所が改善・新設部分)