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バス停「大織冠」は、鎌足神社のことだった!/毎日新聞「ディスカバー!奈良」第90回

2018年11月18日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。11月8日付で掲載されたのは「霊験あらたかな守護神 大和郡山市の大織冠鎌足神社」、執筆されたのは同会理事の石田一雄さん。生粋の奈良人である。藤原鎌足は、皆さんよくご存じだろう。『デジタル大辞泉』には、

[614~669]古代の中央豪族。本姓は中臣(なかとみ)氏。藤原氏の祖。中大兄皇子(のちの天智天皇)らと大化の改新を断行、改新政府の重鎮となり、律令体制の基礎を築いた。臨終に際し、天智天皇から大織冠(たいしょっかん)の冠位と藤原朝臣の姓を賜った。中臣鎌子(かまこ)。

「大織冠」という冠位を賜ったのは藤原鎌足だけなので、大織冠は鎌足の代名詞となった。それが回りまわってバス停の名前になったのである。私もよくバス停の近くを通るので気になっていたが、この記事を読んで疑問が氷解した。では全文を紹介する。

大和郡山市のお城の西に「大職冠(たいしょくかん)」という名前のバス停留所があります。「大織冠」は飛鳥時代の冠位の最高位で、藤原鎌足が亡くなる直前に天智天皇から授与されました。この冠位の授与が史上唯一のため、鎌足公の尊称、代名詞となりました。

1585(天正13)年9月、豊臣秀吉の弟・秀長が郡山城に入城後、多武峯談山(とうのみねたんざん)神社の鎌足公の御神霊を城の西北の地に遷座しました。大織冠宮と呼び城の守護神としてまつり、付近一帯は大織冠と称されました。

1590(天正18)年12月、御神霊は多武峯に帰山され、あらためて御分霊をまつったのが大織冠鎌足神社です。創建当時は東の丘陵地にあったのを、郡山城主の柳沢保光が1789(寛政元)年に移転改築したのが今の神社で、霊験あらたかな神として広く崇拝されてきました。町中に近いですが別世界のように静かな所です。  

■メモ 近鉄郡山駅からバスで3分、大職冠バス停下車、西北へ徒歩10分 郡山中学校の西(奈良まほろばソムリエの会理事 石田一雄)。

多武峯、つまり今の談山神社から鎌足の霊を移したのがこの神社の起こりということだ。ここはまだお参りしたことがない、いちど参拝しなければ…。石田さん、興味深いお話を有難うございました!

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高次喜勝さんのご案内で「行基の足跡をたどる」バスツアー、11月28日(水)催行!(2018 Topc)

2018年11月17日 | お知らせ
奈良市観光協会主催「行基の足跡をたどる」バスツアーの申し込み締め切り日(11月21日)が近づいてきた。ご案内(講師)は、喜光寺副住職の高次喜勝(たかつぎ・きしょう)さん。奈良市観光協会のHPによると、

生誕1350周年 巨人・行基の足跡をたどる
天平時代、宗教者・エンジニア・オーガナイザーとしても卓越した手腕を発揮した行基。しかし、当初は朝廷に異端視されていました。その行基が聖武天皇とともに、東大寺の大仏の造立へと進んでいく。

奈良の歴史を代表する人物の生涯をたどるツアーです。解説・同行は、入寂の寺である喜光寺の副住職で自身も行基マニアの高次喜勝さん。奈良市のほか、木津川市内に点在する行基ゆかりの地は、木津川市観光協会さまのご協力のもと選ばれたとっておきの場所です。貴重な機会をお見逃しなく!

~生誕1350周年~巨人・行基の足跡をたどる(商品ナンバーA0030)
料  金 8,000円
開催日時 平成30年11月28日(水)午前10時30分~午後4時ごろ
所要時間 約5時間半
【行程】
10:30 近鉄奈良駅前行基広場集合=泉橋寺(外から見学)…大智寺拝観= 
12:00 昼食 薬膳料理あわさい=喜光寺拝観=東大寺 大仏殿・行基堂拝観 
16:00ごろ 自由解散

利用バス会社:奈良交通株式会社
最少催行人数 20名(定員40名)※催行決定済
予約締切 実施日の7日前
備考 旅行企画実施:公益社団法人 奈良市観光協会
住所:奈良市上三条町23-4
TEL:0742-27-8866(平日9:00~17:00)FAX:0742-27-2299


ご予約は奈良市観光協会のHPまたは上記にお電話で。

奮ってお申込みください!
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カップルで訪ねる 等彌神社・聖林寺・安倍文珠院・横大路 ウォーク/11月22日(木)開催!(2018 Topic)

2018年11月16日 | お知らせ
こんなウォーキングツアーがある。参加費はわずか1,000円(拝観料別)だ。桜井市観光協会と天理市観光協会が共催するツアーで、お申し込みはこちらから。桜井市観光協会のサイトによると、

いい夫婦の日 Anniversary ウォーク―今日の日を特別に―
~紅葉の磐余の里 国宝の御仏を訪ねて~

「いい夫婦の日」に、古代ロマンあふれる桜井市内をウォークしませんか? 人気のお寺・安倍文殊院では植田貫主、「聖林寺」では倉本住職からのお話を頂戴します。希望者には昼食時「柿の葉寿司」(料金別途)を手配させていただきます(サバ5個入550円 サケ5個入650円)。
【参 加 費】 1,000円 (保険代)(拝観料は別途お支払い下さい)
【集合場所】 桜井駅南口
【受付】 9:00~
【出発】 9:30
【解散】 15:20頃 桜井駅
当日の7:00に警報が発表されている場合は中止。


ちょうど紅葉がきれいな時期である。皆さん、奮ってお申込みください!

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絶品!福寿館・黒毛和牛の「寿き重」

2018年11月15日 | グルメガイド
昨日(11/14)、橿原市に行く用事があったので、八木の福寿館橿原店(近鉄百貨店橿原店7階)を訪ねた。ここは昨年9月にオープンして、はや1年以上が経過した。宇陀市榛原の本店は何度かお邪魔したことがあるが、橿原店は初訪問だ。

しかし正午前だったので行列ができていて、一旦諦めた。用事を済ませたあと午後2時に再訪問。行列はなかったが、店内は賑わっていた。女性の店員さんに「何がよく出ていますか?」とお聞きすると「寿(す)き重、ステーキ重、焼肉定食です」とのこと。福寿館というとすき焼きのイメージがあるので「寿き重」(税別2,000円)を注文。出てきたのがトップ写真の料理である。福寿館橿原店のHPには、


少なめのご飯に、たっぷりの牛肉が載っている

寿き重〈1人前〉2,000円(内容)・寿き焼重・ミニサラダ・温泉卵・赤出し・香の物(次の特定原材料を含みます)小麦・卵・乳※ディナーの時間帯にもお楽しみいただけます。

温泉卵がついていたので、これをよく混ぜてお肉にかけていただいた。これは良い工夫である。もちろんお肉は美味しいし、タレのかかったご飯との相性もいい。公式HPの「こだわり」によると、

厳選された血統書付きの黒毛和牛を環境のよい牧場で丹精込めて育てあげ、安全で美味しい牛肉を安定して皆様にお届けしています。 最高の肉の旨みを存分にお楽しみいただけると信じております。本館レストランで、行楽のお供のお弁当で、お世話になった方へのご贈答に、様々なシーンに自信をもってお出しできる福寿館の牛肉へのこだわりです。



安定した牛肉をお届けするために選び抜いた仔牛を恵まれた環境の中で、昔ながらの独自の方法で丹精込めて飼育しています。生後10ヵ月前後の仔牛が集まる市場で、メス牛のみを血統、型、顔、発育状況などをしっかり見極め、毎月20頭前後の仔牛を山形県の直営牧場に導入しています。



牛にストレスは大敵です。ストレスのかからない静かで、水・空気のきれいな、環境の良い直営牧場で1頭ずつ発育状況を見ながら時間をかけて育てています。発育状況をプロの目でみれば、何を求めているのか、何が足りないのかすぐに分かります。それを補い、細心の注意をしながら常時約500頭の牛を育てています。

500頭の和牛がいると、寒暖差の激しい山形県の直営牧場では、季節により 風邪をひいたり食欲が無くなったりする牛がいます。そういう時のため、常に獣医さんと連携して牛の健康管理をしています。また夏の暑いときには扇風機を回してミストで体を冷やしてあげます。すばらしい牛肉を作り上げるには、ブラッシングをしてあげたり、牛への愛情が一番大切です。そんな苦労も惜しみません。



戦後はいばら方面には数多くの和牛生産農家がありましたが、時代の流れにつれ、だんだんその数が減り、はいばらの和牛の数も激減しました。このはいばらの和牛の特徴を絶やさぬよう、当社は、直営牧場で、昔ながらの飼育方法で安定した上質の牛肉を生産しています。また、全国の枝肉市場をまわり、厳選の和牛を仕入れています。皆様のご要望にお応えして様々な切り方をした牛肉を販売しております。ご要望にお応えするためのお客様のご意見を伺い日々進歩いたします。

宇陀市には昔から「宇陀牛(うだぎゅう)」の伝統があるが、こちらは山形牛なのだ。とても丁寧に肥育されていることが分かる。デパートで気軽に味わえる福寿館の牛肉、ぜひ足をお運びください!
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11月14日は、大神神社の酒まつり(醸造安全祈願祭)!

2018年11月14日 | お知らせ


毎年11月14日は大神神社(三輪明神)の「醸造安全祈願祭」(酒まつり)です。同神社のHPによると、

酒造りの神様と仰がれるご祭神の神徳を称えて、新酒の醸造の安全を祈る祭典で、全国の酒造家・杜氏・酒造関係者が参列します。祭典後から醸造安全の赤い御幣と酒屋のシンボル「しるしの杉玉」が全国の酒造家・醸造元に授与されます。

『日本書紀』の崇神天皇条には、高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)が天皇に神酒を献じた時に「この神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭なす 大物主の 醸(か)みし神酒 幾久(いくひさ) 幾久」と歌ったとあり、大物主神のご神助により、会心の美酒を造ることが出来たことが記されています。このことからご祭神が酒造りの神として敬われることとなったのです。

祭典では活日命の和歌で作られた神楽「うま酒みわの舞」が四人の巫女により舞われます。そして、境内では各地から奉献された銘柄を展示する全国銘酒展が催され、樽酒の振る舞いも行われます。また、祭典前日には拝殿と祈祷殿に取り付けられている直径約1.5m、重さ約200kgもある「大杉玉」が青々としたものに掛け替えられます。


祭事が10時30分から拝殿で行われる(一般参加はできない)ほか、奈良県酒造組合によるお酒(パックまたは瓶)の無料配布や、境内では樽酒の振る舞いがあります。ぜひ大神神社にお参りください!
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