tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

高取・町家の雛物語(単行本)

2015年02月23日 | 奈良にこだわる
今年(2015年)も3月1日~31日まで、高取町で「町家の雛めぐり」が開催される。そのタイミングで昨日(2/22)の産経新聞奈良版に、《雛めぐり 歴史や魅力紹介 「高取・町家の雛物語」出版》という記事が出ていた。全文を紹介すると、
※画像は「町家の雛めぐり」のHPから拝借

高取町の土佐街道沿いの民家が毎年3月に雛人形を展示する「町家の雛めぐり」について綴った「高取・町家の雛物語」(A5版、153ページ)が出版された。今年で9回目を迎えるイベントの歴史や魅力を紹介。雛めぐりのガイドブックになっている。

町家の雛めぐりは、町の活性化に取り組む住民団体「天(あま)の川実行委員会」が平成19年から毎年3月の1ヵ月間、開催。当初は雛人形を展示する民家は約40軒、来場者も約9千人だったが、鮮やかな雛人形の展示が評判になり、最近では来場者約4万5千人、雛人形を展示する民家も約100軒に増え、1大イベントに成長した。

筆者はエッセイストのもりきあやさんや奈良女子大准教授の藤平眞紀子さんら7人。イベントに参加している約100軒の民家の雛人形にまつわるエピソードや、住民の協力で制作、展示されている「ジャンボ雛」の取り組み、イベントが町におよぼす経済的効果、代々雛人形を保管してきた住民のまちづくり活動に対する思いなどを紹介。県内の人たちが雛人形の思い出を綴った「私の雛物語」なども掲載している。

本を出版した天の川実行委員会の野村幸治代表は「それぞれの雛人形の物語りや、住民と来場者の交流など『町家の雛めぐり』の奥深い部分を本を通して知ってほしい」としている。問い合わせは天の川実行委員会(℡0744-41-6140)。

野村幸治(ゆきはる)さんは、「観光客ゼロだった町を、4万5千人呼べる町にした男」として知られる。雛めぐりが約10年という区切りを迎えて、こんな立派な本を刊行されたのだ。ぜひ、お読みいただき、今年も「町家の雛めぐり」に足をお運びください!



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月ヶ瀬梅林の見ごろ速報(201... | トップ | 奈良時代の薬草園がルーツ 薬... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

奈良にこだわる」カテゴリの最新記事