tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

珠光茶会(第1回奈良大茶会)は、本日スタート!(2014Topic)

2014年02月12日 | お知らせ
冬の奈良を彩る一大イベントとして、2/12(水)から2/16(日)まで、奈良市ゆかりの侘び茶の開祖・村田珠光(じゅこう)にちなんだ「第1回奈良大茶会 珠光茶会」が開催される。公式HPは、こちらである。チケットは前売りされ、すでに完売したものもあるので、ご購入に際しては「なら100年会館」(TEL0742-34-0111)に電話で確認していただきたい。イベントの概要を奈良市のHPから拾っておく。

茶道の源流とも言える奈良の地で、「わび茶」を創始した奈良出身の珠光にちなみ「第1回奈良大茶会 珠光茶会」を開催します。市内の世界遺産を含む七社寺や、歴史的な町並みが残る「ならまち」のお茶室を舞台に三千家が一堂に会し、茶道に造詣の深い人をはじめ、お茶に親しむ機会の少ない人や観光で訪れる人など幅広い層にお茶に親しんでいただき、奈良でのお茶文化の裾野を広げようと、初めて開催します。

1.珠光茶会開催の意義
・ 「わび茶」は、室町時代の茶人で奈良出身である珠光が創始し、利休が大成させて全国に普及したと言われています。現在の茶道の源流とも言える奈良のお茶文化に触れていただき、凛とした冬の古都の味わいを活かして、お茶会を開催します。

・ 三千家が一堂に会し、奈良市内の世界遺産を含む七社寺や、歴史的な町並みが残る「ならまち」のお茶室を会場として、遠州流の協力も得て、開催するお茶会とします。

・期間中は、お茶席だけでなく、お茶に関するシンポジウムや「ならまち」でのエクスカーションなども開催し、お茶文化を広く紹介します。

・ 普段から本格的にお茶に親しんでいる方だけでなく、お茶に親しむ機会の少ない市民や観光客の方など、幅広い層にお茶に親しんでいただき、奈良におけるお茶文化の裾野を広げていきます。


2.開催日 平成26年2月12日(水)~2月16日(日)(5日間)午前9時~午後4時
※詳細日程はこちらの日程表をご覧ください。(PDFファイルでご覧いただけます。)

3.会 場 ・奈良市内七社寺(春日大社、元興寺、西大寺、大安寺、唐招提寺、東大寺、薬師寺)
・「八窓庵(奈良国立博物館内)」「名勝大乗院庭園文化館」
・「ならまち」

4.主 催 珠光茶会実行委員会
 (七社寺の代表と奈良市長で構成/奈良市・奈良市観光協会が事務局を担当)

5.参加茶道流派 表千家、裏千家、武者小路千家、遠州流

6.予定来場者数 約4,000名

7.珠光茶会の構成
【お茶席】七社寺、「ならまち」界隈のお茶室で、お茶や点心を実施。
【特別展】「ならまち」にてお茶道具や奈良の伝統工芸品、歴史ある貴重な大工道具などを特別展示。
【シンポジウム】)期間の中日である2月14日に、お茶文化に造詣の深い熊倉功夫氏や有馬底氏、神津朝夫氏を招いてのシンポジウムを開催。(3,000円券を購入の方のみ対象
【エクスカーション】「ならまち」で実施されているお茶席や特別展を、観光ボランティアガイドの案内で散策しながら、奈良の文化に深く触れていただくガイドツアーを実施。

8.お茶券の種類
【5,000円券】・2月12日、13日、15日、16日(各300枚)
・「お茶席(3席分)」「点心席」「社寺拝観」「お茶席巡回バス乗車」
【3,000円券】・2月14日(300枚)
・「お茶席(東大寺1席分)」「点心席」「シンポジウム入場」「東大寺拝観」
【1,000円券】・2月12日(400枚)、13日(850枚)、14日(800枚)、15日(400枚)、16日(400枚)
会場は日ごとに設定
・「お茶席(1席分)」「会場見学・拝観」
※ 七社寺以外では、「八窓庵(奈良国立博物館内)」(13日)、「名勝大乗院庭園文化館」(15日・16日)の1,000円券を販売。

*シンポジウムの概要(3,000円券を購入の方のみ対象)
【日時】2月14日(金) 午後1時~午後3時
【場所】東大寺総合文化センター 金鐘ホール (300席)
【内容】「奈良の茶の湯 ~日本のおもてなし文化~」
≪第1部 基調講演≫
〇 熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)
≪第2部 パネルディスカッション≫
〇 パネリスト(予定):有馬 底氏 (臨済宗相国寺派管長) 神津 朝夫氏 (帝塚山大学講師) 熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)

その他珠光茶会の詳細については
添付のPDFファイル(「珠光茶会のチラシ」
珠光茶会公式ホームページ(外部サイトにリンクします)をご覧ください。
ならまち会場の情報については、こちらをご覧下さい。
(外部「ならまち情報サイト」が別ウィンドウで開きます。)

※チケット販売状況
以下のチケットにつきましては、ご好評により完売致しました。
◆2月12日(水)の5,000円券、元興寺の1,000円券
◆2月13日(木)の5,000円券、八窓庵の1,000円券
◆2月14日(金)の3,000円券、東大寺の1,000円券
◆2月15日(土)の5,000円券、名勝大乗院庭園文化館の1,000円券
◆2月16日(日)の5,000円券
ありがとうございました。その他のお茶券につきましても、残数が少なくなってきております。詳しくはお問い合わせください。
※チケット問合せ なら100年会館 TEL0742-34-0111


※珠光茶会巡回バスの時刻表について
■2月12日(水)時刻表(PDFファイル/689KB)
■2月13日(木)時刻表(PDFファイル/684KB)
■2月15日(土)時刻表(PDFファイル/680KB)
■2月16日(日)時刻表(PDFファイル/679KB)


侘び茶の開祖・珠光とこの茶会については以前、産経新聞で紹介したことがある。4,000人の茶会とは、すごい規模だ。奈良市の職員さんはじめスタッフのご苦労は大変だろうが、奈良で初の大イベント、頑張ってぜひ成功させていただきたい。
皆さん、ぜひチケットをご購入の上、足をお運びください!


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生駒山上遊園地の飛行塔は84... | トップ | 珠光茶会協賛・女子高生が提... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大成功でしょ (まりも)
2014-02-14 06:18:31
tetsudaさん なら再発見に書いてくださっていましたね。

今日13日行ってきました。初めての開催、しかもこの規模のイベント、混雑時の対応や移動輸送などすこし不安に思いながら行きましたが、全くの杞憂でした。

何もかもスムーズで快適に一日のスケジュールをこなすことができました。すべては主催の奈良市、各流派の関係者の方々、場所を提供された寺社、奈良交通、スタッフの皆様の努力と熱意の賜物です。

奈良市長さんが「100年続ける」とおっしゃっているそうですね、今回の成功と参加者の口コミできっと長く続くイベントになると思いました。私は来年も行きたいです。おいしいお菓子に濃茶・薄茶と素晴らしいお道具の数々を拝見し「口福 眼福」の一日でした。お茶席の心得のある方が多いと感じましたが、これから行かれる方『懐紙と楊枝』をお忘れなく。

和服にしようか迷っておられる方、天気にもよりますが、和服でも何の不都合もありませんから是非。和服の参加者が多かったので、外国人観光客に「今日は何かあったの?」と聞かれました、「ラッキー」と喜んでおられましたよ。冬の奈良を彩るイベントとして定着したらいいですね。
ぜひ、100年以上 (tetsuda)
2014-02-14 06:30:23
まりもさん、コメント有難うございました。

> なら再発見に書いてくださっていましたね。

はい、こちらで紹介させていただきました。この時点では、まだまだ準備の段階でした。東京でもPRいたしました。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/4915083c84b9312acc11b6e76f239eee

> 何もかもスムーズで快適に一日のスケジュールをこなすことができました。

そうでしたか、それは良かったです。これから週末を迎え、集客も本番ですね。

> おいしいお菓子に濃茶・薄茶と素晴らしいお道具
> の数々を拝見し「口福 眼福」の一日でした。

まさに「五感で楽しむ奈良」ですね。これを機会に、奈良にゆかりの「侘び茶の開祖・村田珠光」、大和茶発祥地「宇陀市」がもっと広く知られると良いですね。

私は、このイベントは「奈良まほろばソムリエ検定」の賜物と思っています。公式テキストに村田珠光が住した「称名寺」が紹介され、奈良の特産品として「大和茶」がクローズアップされました。これらを読まれた関係者の皆さんの盛り上がりで、このイベントが企画されたのでは、と。ぜひ100年以上続けていただきたいです。

コメントを投稿

お知らせ」カテゴリの最新記事