tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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加藤雅也 プロデュース・主演の短編動画「柳生一刀石」が公開中!

2021年08月30日 | 観光にまつわるエトセトラ
読売新聞奈良版(2021.8.24付)に〈柳生PR 伝家の宝刀 奈良市 短編映像を公開〉という記事が出ていた。加藤雅也がプロデュース・主演した2分間の短編動画「柳生一刀石」が公開されているという話である。一刀石は、「鬼滅の刃」のワンシーンと似ていることから昨夏以降、人気を集めている。以下に記事全文を貼り付けておく。なお奈良市の動画サイトは、こちらである。
※トップ写真は、読売新聞のサイトから拝借した

奈良市は、市東部の観光情報発信サイトで、市観光特別大使で俳優の加藤雅也さんが制作、出演した短編映像「柳生一刀石」の公開を始めた。徳川将軍家の兵法指南役を務めた柳生家の中興の祖・石舟斎が 天狗(てんぐ) と対決したとされる伝説を基に柳生地区で撮影しており、著名なアーティストも制作に参加した。柳生地区を訪れる人が増える中、魅力をさらにPRし地域活性化につなげたい考えだ。(岸本英樹)

作品(https://www.city.nara.lg.jp/naraharu/yagyu-ittoseki/index.html)は、石舟斎が剣術の修行中、天狗を一刀のもとに切り捨てる手応えを得たが、実際は、巨石を二つに割っていたという伝説を基にした1分57秒だ。石舟斎を演じる加藤さんがプロデュースも手がけ、天狗を演じる日本舞踊家の藤間信乃輔さんが監督を務めた。題字は書家の逢香さんが担当した。

映像は、伝説を基にした「能」の演目を参考に、セリフは入れず、 笙(しょう)など日本古来の楽器の演奏をBGMに採用。戦いのシーンは派手な殺陣に頼らず踊りなどで巧みに表現し、静と動の移り変わりが印象的な映像に仕上げた。一刀石は、柳生地区の 天乃石立(あまのいしたて) 神社の奥に実在する約7メートル四方の巨石。最近は、大ヒットした漫画・アニメ「 鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」で登場するシーンが、天狗の伝説に似通っているとして、昨夏以降、多くの観光客が訪れている。

2019年に観光特別大使に就任した加藤さんは、映画やライブなどエンターテインメント産業の舞台としての地域振興策を模索しており、江戸時代後期の武家屋敷が現存するなど、昔ながらの風景が残っている柳生地区に注目。市が映像の制作を依頼し、鬼滅ブームが続く中、映像を観光振興にも積極的に活用することになった。

加藤さんは「近代的なものを映さず、『和』にこだわった。限られた時間と予算の中で、良い作品ができた」と手応えを語る。柳生地区は、石舟斎の息子で徳川将軍家に3代にわたり仕えた柳生宗矩の生涯を描いたNHKの大河ドラマ「春の坂道」(1971年)の舞台になり、映画のロケなどにも使われてきた。市によると、最近は、アニメや漫画のキャラクターなどに 扮(ふん) する「コスプレイヤー」が撮影のために訪れることも多いという。市は「『撮影観光』の場として、さらに多くの人を呼び込めれば」としている。


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