tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ポツンと一軒の名店!十津川酒楽たくらた(近鉄尼ヶ辻駅スグ)

2023年01月03日 | グルメガイド
Aさんという年輩のお医者さんから「尼ヶ辻駅の近くに、たくらたという美味しい焼き鳥屋さんがありますよ」と教えていただいた。聞いたことのない店名だし、「あの近くに、御陵(垂仁天皇陵)以外に何かあったかなぁ」と不思議に思ったがものは試し、先月(2022.12.9)行ってみた。駅からは西に向かって、少し歩く。
※トップ写真は、「つくね」(タレ)200円と「黒千代香(くろじょか)二合」950円
ミネラル水で割った芋焼酎(さつま寿)を「黒じょか」という酒器に入れ、ぬる燗したもの




まずは「お通し」


「せせりポン酢」300円(税込み、以下同じ)

忘年会シーズンなので満席かも知れないので、あらかじめ電話で席を押さえておいた。18時前に入店すると、私が一番乗りだったが、常連さんらしきお客さんで、どんどん席が埋まっていった。やはり予約するに越したことはない。


「肝」(タレ)150円。肉厚で美味しい!


「せせり」と「皮」(いずれもタレ、1本150円)

メニューを見ると、焼鳥以外におでん、揚げ物、一品、サラダなども。さながら「焼鳥居酒屋」といったところか。私は焼鳥中心にどんどん注文していった。カウンターにいた奥さんに、この店はAさんに教えていただいたと申し上げると「いつもお世話になっています、よろしくお伝えください」とのことだった。


「手羽先」(塩)200円。食べやすくカットしてある


「背肝(腎臓)」(タレ)150円

お店は、十津川村ご出身のご夫婦で営んでおられる。「たくらたとは珍しい店名ですが、どういう意味ですか?」とうかがうと、「十津川村にいるという妖怪の名前です」。すると「一本だたら」の別名か?!


「手羽先」(タレ)200円


「ずり」「こころ」(いずれも1本150円)、「なんこつ」200円、いずれも塩で


おお、「つくね」(タレ)200円には生卵の黄身がついてきた、からめると美味だ!

どこかのサイトに鶏肉は、青山高原の赤どりと大和肉鶏とあった。どこの鶏かまでは分からないが、ジューシーでとても美味しい鶏肉だ。串打ちも焼き方も丁寧で、好感が持てる。途中から飲み物を生ビールから焼酎に替えた。


焼酎は「黒千代香 二合」950円。芋焼酎とミネラル水を1:1で割り寝かせたものをぬる燗で


「もろきゅう」300円

締めは「焼鳥丼」650円と「鶏塩スープ」300円。ああ、よく食べた!



地元ではよく知られた店なのだろう、帰る頃には満席になった。オーダーも慣れた感じで、てきぱきとお好みの品を注文されていた。



これは良い店を見つけた。大和西大寺駅からひと駅なので、自宅からも近い。皆さん、新年の営業状況は不明ですが、ぜひ電話(0742-51-2939)で予約してからお訪ねください!
※食べログは、こちら
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