tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

平寿夫写真展「祈りの聖地〜熊野の自然崇拝の地と沖縄の御嶽〜」は、9月26日(日)まで!(2021 Topic)

2021年09月19日 | お知らせ
昨日(2021.9.18)、旧知の写真家・平寿夫(たいら・ひさお)さんの写真展〈「祈りの聖地」〜熊野の自然崇拝の地と沖縄の御嶽(うたき)〜〉を拝見した。平さんとは20年以上前、南都銀行のディスクロージャー誌の役員写真などをお願いしてから、お付き合いが始まった。一緒に桜井市の「とんかつ屋 桜、、さくら咲く…日。」で、ぶ厚い豚カツにカブりついたことを昨日のように思い出す。なお平さん、お生まれは大阪市だが、ルーツは奥吉野である。


御室仁和寺駅を出発した京福電鉄の車両



写真展の開催場所は、京都の仁和寺(にんなじ=京都市右京区御室大内33)の御殿だった。仁和寺は『徒然草』第52段に「仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちてただひとり、徒歩(かち)よりまうでけり」と出てくる、あの仁和寺だ。私は今回が初参拝だった。奈良からだと、JR京都駅→JR太秦(うずまさ)駅→京福電鉄・撮影所前駅→京福電鉄・御室仁和寺駅、というルートになる。駅のま向かいに、お寺の二王門がある。平さんのFacebookには、


仁和寺二王門

熊野の自然崇拝の地シリーズと沖縄の御嶽を加えて、京都の仁和寺さんの御殿、
白書院と黒書院で写真展を開催します。お時間ありましたら、ご高覧頂ければ幸いです。
真言宗御室派総本山仁和寺、国名勝庭園【仁和寺庭園】指定記念に伴う写真展開催


開催場所:真言宗御室派総本山仁和寺御殿 白書院、黒書院
開催名称:国名勝庭園【仁和寺庭園】指定記念に伴う、
     平寿夫写真展 「祈りの聖地」〜熊野の自然崇拝の地と沖縄の御嶽〜

開催内容:コロナ終息の祈りを込めて、熊野界隈の自然崇拝の地と、沖縄の御嶽の
     写真を合わせて展示させて頂きます。長く人々の祈りを受けて来た聖地。
     皆様の心にも癒しをもたらすことを切に願います。
展示内容:アーカイバル ピグメントプリント、
     A0+サイズ24点 A1+サイズ10点



書院のふすま絵とマッチして、いい雰囲気を醸し出している(トップ写真とも)

開催日時:2021年9月18日(土曜日)から9月26日(日曜日)
開場時間:9時から17時
御殿拝観料:800円 白書院〜黒書院〜宸殿〜霊明殿〜南庭〜北庭拝観
      仁和寺霊宝館共通券1,100円(霊宝館月曜休館)
      秋季特別展開催9/18〜

住 所:〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
        TEL/075-461-1155
交 通:阪急西院駅より市バス26番 25分(20分間隔230円)
    嵐電西院駅より御室仁和寺駅下車3分 24分(10分間隔220円)
    円町駅より市バス26番10分 JR花園駅より徒歩15分 
    駐車場 500円(乗用車)



御殿の庭園、これは見事だ

協力:真言宗御室派総本山仁和寺
協賛:NPO法人Samaya プロジェクト21 一般社団法人みのりエクセルシア
キョウトグラフィー KG+2021参加写真展 No.41



京都新聞にも紹介された(2021.9.21付)

これは素晴らしい写真展だった。熊野と沖縄(離島)で、古くから民衆によって拝まれてきた聖地の「霊性」というか「スピリチュアリティ」が、写真の奥からビンビン伝わってくる。平さんは商業写真家だが、本業の合間にこのような撮影をこなしておられたのである。


平さんのFacebook(2021.9.20付)から拝借

正午過ぎにお邪魔すると、平さんがいらっしゃり、ほぼすべての写真について解説して下さった。2011年(平成23年)の紀伊半島大水害で、もう撮れなくなった風景の写真もあった。これは貴重な記録でもある。

写真展は9月26日(日曜日)まで。私はめったに当地には来ないので、1,400円の共通拝観券を買い求め、拝観できるところは、くまなく拝観させていただいた。皆さん、ぜひこの機会をお見逃しなく!

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