意思による楽観主義のための読書日記

面白きこともなき世を面白くするのは楽観力、意思に力を与えるのが良い本 *****必読****推奨**閑なれば*ムダ 

「うつ」は食べ物が原因だった! 溝口徹 ***

2018年03月10日 | 本の読後感

筆者は国立循環器センターから日本初の栄養療法クリニックを開設した人。「うつ病」ほ95%は脳への栄養不足が原因、という主張。

脳の中での神経伝達物質のバランスが崩れると心や感情に変化が起きる。脳には3種類の伝達物質があり、興奮系(ドーパミン、グルタミン酸、アセチルコリン、ノルアドレナリン)、抑制系(GABA)、調整系(セロトニン)に分類。興奮系が不足すると元気がなくなり気分が落ち込み、抑制系が不足すると興奮が収まらない。調整系は抑制的に働き不足時には抑うつ感情をもたらす。神経伝達物質の体内合成過程で必須のビタミンなど栄養素があり、すべてのもとはタンパク質。タンパク質を血液中で分解するのがカルシウムとビタミンCで、脳内でそれらを神経伝達物質に合成しなおす際に必要なのが、葉酸、ナイアシン、鉄分、ビタミンB6、マグネシウム、銅である。タンパク質摂取不足と代謝低下は脳内の神経伝達物質不足を招く。ブームが来て何か一つだけを大量に摂取しても意味はなく、これらをバランスよく摂ることが重要になる。

一方、栄養として急速に吸収される食べ物は血糖値急上昇につながるため避けたい。目安はGI値で、炭水化物の場合には70が一つの目安。70以上の食品は高い方から白砂糖110、キャンディ108、黒砂糖99、菓子パン95、チョコレート・食パン91、ジャガイモ90、はちみつ88、餅85、精白米84、うどん80。麦芽米が70で、そうめん68、スパゲティ65、蕎麦59、五分つき玄米・ライ麦パン58、サツマイモ・バナナ55、全粒粉パン50。

心のトラブルを引き起こすのは次の5つの栄養素。低血糖、鉄、亜鉛、ビタミンB、タンパク質。悪い脂肪の代表選手がトランス脂肪酸で、マーガリン、ショートニングに含まれ発がん性も疑われる。EUやアメリカでは食品として使用が禁止された。良い脂肪はオメガ3系のオリーブオイル。食生活は健康管理の第一歩である。

以上。糖質制限ダイエットやコレステロールや中性脂肪が気になりタンパク質不足になると心の安定をかくことがある。60を過ぎれば何事にも「過ぎたるは及ばざるがごとし」である。

「うつ」は食べ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)

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