週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

俳句紅白戦!

2011年06月16日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★
              
          「夏草露 都会へ一滴クールビズ」 海光 

【番外編】
 
天地人と選評がひと段落したところで、会長から提案。
四人vs四人に分かれて、チーム対抗で俳句を詠み合わないかというのだ。
選者は、天賞の浜女ひとり。
選者の好みを考え巡らして、詠み競う。順番も大事。いや、面白い。
お題をつけてもらった。
「男と女と酒」
ど演歌であり、ど真ん中のテーマに一同どよめく・・
さてさて、では先鋒から
 
草露、優女、弾前、海光擁する紅組。
対するは・・
地賞酔徹、人賞鶴輪、江戸嬢、恋狼擁する白組。
 
  紅先鋒:海光   「ガード下 揺れるトリスや湯島坂」 ×
 
  白先鋒:酔徹   「酔うにつれ 頭上電車が気を正す」 
 
やばい、先手必勝をかけた筆者に句。なぜか、内容もかぶり、負け。とほほ
 
  紅中堅:優女   「石狩の 砂丘の夕辺はまなす酒」 ○
 
  白中堅:鶴輪   「週末に 部屋で呑む酒ひとり酒」 ×
 
北の平野が目に浮かぶさすがの一句で、タイに持ち込む。いや~盛り上がる
 
  紅副将:弾前   「遠き日の 夏の思い出露のごと」 ×
 
  白副将:江戸嬢  もう一杯 誘われたくて独り待ち」 

紅組、あとがなくなる・・・
 
  紅大将:草露  「頬づえを ついた女に夏は来ぬ」 ○
 
  白大将:恋狼  梅雨空の 移る様子が恋の妙 ×
 
やった~、並んだ。
最後のサドンデスマッチ。PK戦に突入

唐突に、恋狼から提案。升亀の(飲み代を賭けよう)、と。
「お~~~~、と」大観衆から喚声が漏れる。
えらい自信じゃないの、受けてたつよ
この時点で、双方ドッキドキ
 
チーム戦、おもろすぎ
財布の生死を賭けた勝敗は?
 
  紅組合作    「生きてゆく 命ささえて夏ビール」 
 
  白組合作    紫陽花の 色めく命いま生きる」 ×

チーム白組さん、ごち、でした
楽しい言葉遊び、愉快な酒でした
ただ、飲むだけより、こんな粋な遊びをすると、酒が倍うまくなる。
筆者選定の有田焼ほか、賞品も好評だったようで、よござんした


                
              「花落つも 輝くばかりサクランボ」 海光 


宴のあと・・・
飲み足りない呑み助たちの夜は長いのだ

昭和の曲は適度に短く、歌詞は恐ろしく深く心に刺さる。
ひろみ郷~UA、ツェッペリン~中島みゆき、はては軍歌まで昭和生まれの美声が神田の街に響く

皆さん、ホントお酒が好きだ、うれしくなる


大人になって、よかったね

次回は真夏の句会で、ゴキゲンヨウ





2011年6月15日現在 TOTAL796.3km


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いやあ、面白かったね! (会長)
2011-06-18 23:25:03
幹事長、景品や段取り、
そしてブログへの記録など、
その節は本当にご苦労様でした
盛り上がったね
いや~、結構でした
また遊びましょ
来週、良ければライブにぜひ
返信する
継続こそ力なり (海光)
2011-06-20 10:26:17
会長へ

全そ連水無月会、お疲れ様でした。

大人の遠足、浜離宮の吟行。
学生のように飲み、歌い、詠んだ句会、二次会~。

皆さんの心のオアシスとして、全そ連の活動を続けられたらと思います。
続けてきたからこそ、いまがある。

発起人として、これからも頑張りましょう。

どうぞよろしくお願いします
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