週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

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大林くんへの手紙

2017年04月16日 | ☆文学のこと☆




【頼りなく傾く椅子が便りかな】哲露


 傾いた椅子。

 その視線から見上げる空に、なにが映っているんだろう。

 手紙がメールに、メールがSNSと言われるものに変化した。

 手紙への回帰も言われる中、面白い実験だと思ったし、その方法論が世界を作り、空想の領域を広げている。

 文香からの手紙より、文香の行動に起因する周りの反応やハレーションが興味深かった。

 そして、文書を交わすだけでない、個体としての心情の交換もまた新鮮だった。

 せいのさん、いつこんな手法を思いついたのだろう。

 誰もが気づくことがないような、内面の心象を拾い上げる名手だと思う。

 言葉にすると、伝えたいものが手から漏れてしまう。

 個人的には、ラストの大林の文は、ない方がかえって完成度が高かった気がする。 

 わかりやすさ、伝えやすさからだと判っていても、言葉にしない伝達にこだわった小説世界だけに勿体なく思った。








 今年は寒さの揺り戻しが続いたせいか、桜が長く楽しめる。

 うちの坊主も、昨夜花見とか。

 来週は春の研究会。

 後輩連れて、参加する。

 またしても、アウトプットでなく、インプット。

 私もいつか、ちゃんとした小説を書きます。

 あしからず。 

ジャンル:
小説
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2 コメント

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ありがとうございます (せいの)
2017-04-22 12:25:16
お忙しい中、読んで下さりありがとうございました。ご感想ありがとうございます! 勉強になりました。いただいたご感想を思いつつ、創作のむつかしさを思い、考えつつ、地道に励んでいこうと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
思い思い (海光)
2017-04-24 08:41:02
せいのさま

週末はお疲れ様でした。やはり同人の皆さまと会話すると刺激をたくさんいただけます。
お会いしたときも話した通り、感想は個人的な勝手な思いなので、どうかお気にせずに。まさに好みの問題でもあるので。何気ない日常こそそれぞれの物語。あさの大明神がおっしゃることを、せいのさんは体現なさっていると思います。わたしもがんばらないと。素敵な作品をありがとうございました。またいろいろお話ししましょう。

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