週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

文学の館。

2016年12月19日 | ☆文学のこと☆


                本郷の旅館【森川別館 鳳明館】


       同人誌季節風さま御一行いらっしゃい


【語れども語れ悩まし深し館】哲露

 

 浅草寺で歳の市が始まった。

 羽子板も人気が落ち目なのかお店の数が減っている。

 ひとの一生など本当に儚いと思う。

 転職のあれこれ、旅などしている間に、師走どころか聖夜が迫る。

 いまさら振り返る秋の同人の集い。

 今年も日本全国、海外から仲間が本郷に結集した。
 
 懐かしい顔に思わず気を許したら最後、旦那、下手な小説ツッコ込まれまっせ。





         昭和モダニズムな館内


         幹部たちも真剣でござる

 
 いずれ味のある昭和レトロ旅館の佇まい。

 これこそ親父、淑女の癒し系。

 わたしは、そそくさと馴染みとなる【愛の物語分科会】へ参戦。

 多忙を言い訳に一度は逃避行を空想したが、姐さんたちの励ましでラストまで疾走した。

 この分科会。いずれも名うての書き手ばかり。

 現役の作家があっちにもこっちにもゴロゴロ。

 棚ぼた式にいただいた皆さんからのご推薦。

 ありがたいこってす。

 励みになりやす。





 恐れ多いことだが、旅の前、転職前にしか手を入れられないと思いどうにか手を染める。

 怠け者は、およそ一年ぶりの執筆なのだが、やっぱり書くことは気持ちいい。

 薬師丸ひろ子の言葉を借りると、”快感”ということだ。

 快楽は、薬より好きなことなのだよ、とどこぞの元ミュージシャンに伝えたい。

 ああ、万里の河よ。





 時間延長してまでの白熱の論戦、アレヤコレヤ。

 点心でビール、そして、いつもの宴会場に、いつもの秋田の富豪より差し入れ。

 ご欠席だが、酒だけ送ってくださるとは何とも粋な計らいや。

 井嶋さん、ありがとう。

 天寿、心して、いただきやした。





 作家に囲まれ、

 敦盛の一節、人生50年下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり。

 ひとの一生は本当に儚い。

 愚息の所属するインカレ決戦はボロボロ。

 ここから成長するしかないのね。

 新宿しょんべん横丁で、先輩方と合流。

 齢52にして彼岸に旅立った仲間に、献盃す。





 橋本さん、いままでありがとう。

 またいつか天国で飲もう。

 どうかいい旅を。





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