週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

真夏の同窓会(森下みの家)

2010年08月20日 | 呑み屋探訪(森下、深川界隈)

              
                   「みの家」の名物桜鍋1800円

ついに行ってきました、森下の老舗馬肉料理「みの家」さん

筆者の生まれ育った浅草の土手通りに、やはり老舗の「中江」、そして庶民派の「あつみ屋」が桜鍋で有名です。味も保障付き。
しか~し、筆者の親父どのが予てから、タクシーに乗って行っても、深川の「みの家」は安くて旨いと豪語しておりました。
全そ連幹部会でも、同じ森下の老舗蕎麦屋「京金」、居酒屋の名店「山利喜」のリニューアルなどで昨年訪れることがしばしばありました。その際、「みの家」が気になり、並んだものの、あまりの待ち時間に肴の旨い居酒屋に飛び込んだりして、ちょいと足が遠かったのございます

この度、4人揃った同窓会ということで見事予約可能になり、ゆったりと訪問させていただきましたぞ

 風格ある「みの家」の暖簾を潜ります
  素敵でしょ 上段に鳳神社の巨大熊手が・・ 


   雰囲気たっぷりの中庭も健在

浅草ひさご通りにある牛鍋の「米久」にも同じような佇まいの中庭があります。
馬でも、牛でも、食する空間の美学は共通ということですかな

 見事な桜色の肉さし(馬肉刺身)1800円


    お新香盛り合わせ           冷奴            日本酒 白鶴400円/8合

まずは、冷奴や板わさで見た目の涼を愛でながら、麦酒を2~3本
次の一手は、本命の肉刺しと馬肉のたたきをもらいつつ、白鶴を冷でいただく
口直しに冷酒にも飛んだが、やはりいくらか温度があったほうが、筆者はこの料理に合うと思う。
馬肉の刺身、まるでとろけるような滋味が豊かに溢れ出しますな

いよいよ、桜鍋の発注、登場
食べ応えもたっぷりの桜鍋。

火の入った根深葱は舌で絶妙な野菜本来の甘さを感じさせます
お醤油色に染まったお麩も味わい深いつまみです。

もちろん、お肉も臭みなど一切感じさせず、あっさりと筆者好みの旨い肉質でござった
高校、大学の同窓との夏の夜の上質な思い出作り

今宵も温か味のある木造建築の懐かしい香りに包まれて、旧交を温められたのはじつに幸せな時間でしたなぁ

          「夕涼み 肉刺し麦酒に冷奴」
                        哲路


          

◆「みの家」(森下)◆
東京都江東区森下2丁目19番9号
03-3631-8298
http://www.e-minoya.jp/



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