高校サッカーの頂点
1月10日(月)雲ひとつないよく晴れた成人の日
元高校サッカー千葉県大会ベスト8位の従兄弟から誘われ、小学校からサッカーをやっている長男次男を連れて、国立競技場へ行ってきました
滝川第二高校(兵庫)vs久御山(京都)の関西勢の決勝戦
いいですなぁ、国立は・・・
持参のペットボトルは取り上げられましたが、熱燗を購入し、寒さに備えます。
満員の観客席
試合結果はもう報道されてるので、詳細は避けますが。。。
2トップ樋口と浜口が超高校級の滝川二高と、テクニシャンの多いスペインのパスサッカーを模範とする久御山の試合は、見応え十分でした。
久御山のメッシこと、背番号10番の坂本がドリブルでゴール前まで持ち込むシーンが湧かせます。
でも、やはり・・・
全日本同様、決定力では滝川が勝っていました。
準決勝までは、楽しんでやるサッカーがモットーの久御山でしたが、ここにきて欲が出たか。
中学全国空手三位のキーパーも、焦って前に出てミスするシーンが、若き日の全日本の川口選手を思い出すようです。
それでも、最後まで粘って、あわや同点、延長かPKかというところまで追い上げた久御山の選手の意地に感動しました。
会場中もこのときばかりは、久御山一色の応援に・・・
そこで目を覚ましたのが、滝川です。
2トップ以外にも、体幹が張った、フィジカルとメンタルの強い選手層が厚い。
前半は様子見だったのかと思わんばかり・・・
とにかく持ったあとの、敵陣への突進力、スピードが並外れてました
最後はダメ押し、滝川の決定力を魅せつけたゴール!!!
忘れていた青春の日の汗と草の匂い、熱い情熱と夢へのひたむきさに打たれました
両校の表彰式前
空手出身のキーパーが振り返る
それぞれ相手高校の応援席へ感謝のお礼に・・・
滝川二高の応援席前に、久御山選手たちが合流し、場内が歓喜の瞬間
いや~、絵に描いたように美しいシーンです。
でも、きっと・・自然に出たことだと思います
第89回全国高校サッカー選手権大会。
高校サッカーの頂点、雌雄を決する試合
成し遂げた結果と、やり抜いた安堵に包まれて、泥まみれのユニフォームが輝いてました
きっと彼らはこの瞬間を胸に秘めて、力強く人生の荒波を越えていけることでしょう
両校の選手が称え合う瞬間
筆者の二人の息子たちも何か感得するところがあったようです。
寒さに足早に去っていく観客とは対称に、選手たちの達成と恍惚のシーンをじっと見つめておりました。
「三年後 国立目指し走る冬」
海光
さぁ、長男よ、あとは高校受験が待っているぞ・・・
サッカーやるなら、まず入学です。
精一杯競い合った選手たち全員に、「ありがとう!」