GUMBO
.
 



【アフター・ザ・キャッチ】
Dusty RHODES

1960年のビル・マゼロスキ
1975年のカールトン・フィスク
1988年のカーク・ギブソン
1993年のジョー・カーター........etc.....
ワールド・シリーズでサヨナラホームランを放った猛者達である。

そんな猛者達の中にあって、最も知名度の低い選手が
ニューヨーク・ジャイアンツのダスティ・ローズである。
1954年のワールド・シリーズ、ジャイアンツvsインディアンズ、
第1戦、ローズは劇的なサヨナラ3ランホームランを放った。
が、この試合、脚光を浴びたのはローズではなく
“ザ・キャッチ”をキメたウィリー・メイズであった。

ローズはこの年、82試合、164打数という少ない出場機会ながら
打率.341 15本塁打 50打点と当たりに当たっていた。
シーズン中、主に代打で活躍、
7月には、優勝をかけた重要な試合で
2度、満塁の場面で起用され、2度ともタイムリーを放つなど
ここ一番の集中力はチームでも屈指であった。

ワールド・シリーズの第1戦、
インディアンズのピッチャーは名投手ボブ・レモン
試合は、メイズの“ザ・キャッチ”に湧く瞬間はあったものの、
4回以降は両チームとも得点する事が出来ず、
スコアは2-2のまま延長戦に突入した。
10回裏、メイズが四球を選びすかさず盗塁、
次打者は敬遠され、ノーアウト一、二塁のチャンス、
打席にはモンテ・アーヴィンが立つはずであった、
が、監督のレオ・ドローチャーは代打にローズを告げる。
ローズはレモンの第一球を叩き、ボールはスタンドに吸い込まれていった.....。

このシリーズは結局、ジャイアンツがインディアンズを4タテで破り
見事、ワールド・チャンピオンに輝いている。

初戦、しかも延長試合にケリをつけたローズの働きは
“ザ・キャッチ”に隠れる形にはなっているが、
MLBの歴史に燦然と輝く名シーンのひとつであろう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« file.078 Yog... file.080 Edd... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。