自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

立花隆氏の幽体離脱解明への取組み

2014年09月17日 | 臨死体験・死後の世界の仕組み

一番注目されている脳神経医の臨死体験  2014・9・17

*********************

突然だが今日は予定外の投稿記事をお許しいただきたい。

昨日、9月14日、NHKの番組で幽体離脱の真相を科学的に

解明するために 立花隆氏が様々な人達への取材を試みている

番組があった。

 

NHKは そういう類の話、例えば、UFOも認めない立場を

とっていると思っていたから、意外な心持がして興味を持って、

たまたまチャンネルを回していた手を止めた。

 

すでに始まって10分近く過ぎており、最初の方は見逃した。

しかも、馬鹿馬鹿しくなって途中で消してしまったので最後の

結末もわからない。

いい加減なことを書いて顰蹙をかうのを承知で 立花氏の真摯

インタビュー番組に失礼と思いながらも、一言、物言いを

申し上げたいと思い、臨時投稿となった。

 

さて、たまたま番組を合わせたとき、ある米国の、脳の権威

の医者が、7年前ご自身が幽体離脱をしたということを発表

して話題になっているところだった。

 

脳の随所に膿がたまった結果、生存率2%という生死の淵を

行き来してその間、臨死体験をしたのだ。

この、著名な脳神経学者でもある同氏の臨死体験を語る

講演会がアメリカ各地で行われ、ある種のメッセ―ジを

伝えているようなのである。

 

そのメッセージというのが、講演の最後の言葉、

”あなたたち、皆様は天国から愛されています。”

という言葉で締めくくられ、喝采を受けた。

天国から愛されている、つまり、この医師は、臨死体験で

大いなる宇宙の創造主なる愛の象徴、光の存在と

出会ったことから この時味わった至福を分かち合いたいと

思ったのだろう。

 

善なる魂が皆平等に、この愛のシンボルの大いなる光

に愛されているということを確信したのだろう。

拙ブログでも以前、臨死体験の方達の体験談を研究して

いる医学博士の意見をご紹介したこがある。

 

ムーア博士だが、博士がまとめた処によると、

臨死体験の、基本的な共通事項として いくつか挙げて

いる。それは、瀕死の自分の肉体を病院や部屋の隅の上から

見下ろして、医師や家族の動向や言葉を見守っているという

ところから始まり、トンネルのような ゴーっと音のする

空間をすごいスピードで通る(落ちる)と、美しい花園の

ようなところに 亡くなった家族や愛する人達が出迎えに

来ていて、何ともいえず、暖かい心に包まれる。

 

そして、光り輝く、愛に満ちた生命体、とても幸せな心

に満たされる。その大いなる神のような存在と出会うと、

もう、地上に戻りたくないと感じるのが、臨死体験したヒト

には共通した感情だった。

 

番組の中で立花氏は語っていた。

氏、ご自身、数年前に癌の手術をされているということ。

もし、再発したら、生存率がかなり低くなるということを 

当時担当医師から警告されていた。

 

”70歳の前と後では 死に対する実感が異なります。

確実に 死 が訪れつつあることを感じるのです。”

と語り、ぜひ、この臨死体験を科学的にどのようにとらえ

ているのか知りたいと切望するようになったという。

 

さて、

立花氏は、上記の臨死体験を体験した医師の講演会に出席

して、そのあと、個人的に、インタヴューをした。

医師は”科学的”にも”自分は臨死体験をした”と言い切る。

その根拠として、当時、脳活動がほとんど停止していた瀕死

の状況時のデータ画像を解析しながら、立花氏に、コンピュータ

ーの画面を見せて自分の脳が造りだした幻影ではないと

いうことを、説明する。

 

すると、立花氏が聞く。

脳の活動がほとんど停止していたのに、どうしてあなたは

臨死体験のことを覚えていたのですか?”

素朴な疑問だった。

確かに不思議だ。

医師は答える。

”ですから、現時点では、すべての疑問に今は科学的に

答えられない。だからこそ、私は何十年にわたって脳の

研究を行っているのです。”

 

科学が先か、現実が先か、真実が先か、五感の認知作用

が先か?あるいは、エーテルや波動のエネルギーの世界

の証明が先か?

私たち現代人は、科学的 という言葉を 何かにつけて、

現象を判断する時の 第一義のように、使っている。

 

科学的だから納得,そうでなければ、胡散臭いという

ように。この医師は自ら認めた。

事実、自分が体験したものがイル―ジョンだったとは

思えない。しかし、今の科学ではどうしても説明できない

のだと

 

場面は展開して、番組は2歳のとき、言葉をしゃべり話せる

ようになった坊やにスポットを当てる。

このぼうやは、生まれて間もなく、インフルエンザをこじら

せて、集中治療室に入り、生死の淵をさまよった。

 

その際、臨死体験をはっきり記憶しており、2歳になって、

言葉を覚えてママ、僕ね。赤ちゃんのとき、死んだんだよ。” 

とその時の臨死体験のことを話したというのだ。

 

母親は聞く、

へえ、それで、どうしたの?”

”それでね、神さまにあったの。 とてもきれいな所だったよ。”

 

そして、さらに、この坊やは臨死体験の初期段階、つまり、

幽体が肉体から離れて上方から部屋の様子を見ていたときの

状況も覚えていた。

あのとき、先生はどうした、ママはどうした、それから、

こんな話をして・・・と、母親に話して聞かせたという。

 

母親は立花氏に言う。

”ええ、息子の言ったことは 実際、ほんとうに起こって

いたことなんです。”

 

さて、それから私は、テレビをオフにした。

ミシガン大学の病院の研究室に訪れた立花氏がその実験の

結果を聞いたあたりだと思う。

 

ハツカネズミに 脳のある部分に電極を当てて脳波を

調べている。そして心停止させ、その後、その脳波の変化を

細密に検討するのだ。すると、数十秒だが、死んだあとに、

精妙で微妙だが、まだ、脳波が放出されているのが、観察

されている。

 

つまり、この間、心停止したものの、脳が動いているという

ことになり、これが、いわゆる、臨死体験と関連があるのでは

ないかという疑問を研究員は、立花氏に提示する。

 

ハツカネズミ、いぬ、猿、たぶん、さまざまな高等生物で

実験されてもこの問題には、真のところは解明できるはずが

ないと筆者は思った。

なぜなら、私たちは人間 だからである。

人間の生体と動物の生体はある意味で、あるところまで

共通性や共通項を持っていることだろう。

 

しかし、人間の心 というものは、動物のそれとは決定的

にことなる所がある。

人は、神を自覚できるが動物は決してできないという点

である。或いは 人は解脱を試みるが、どんなに賢い動物も

解脱という概念は持っていないだろう。

 

人の摩訶不思議な、心の機能を知ることなくして、また生命

という深淵な謎を解くことなくして、死と臨死体験は、唯脳論的

な観点では決して把握できないだろう。

 

どんなに肉体を調べ尽くしても、細胞の中の広大なニュートロン

の閃光する小宇宙のような空間に流れるエネルギーを知ることは

今の科学では難しいだろう。

 

アポロ宇宙飛行士の言葉がここで浮かぶ。

(”人間のセンサーの不確かさ”平成25年5月27日参照)

 

科学にできること は、さまざまの事象が いかにして

生起するか説明することだけだ。

そして、説明というのは、実はある レベルの無知 別の

レベルの無知に 置き換えることでしかない。

 

たとえば、ある現象が なぜ起こるかを 物質レベルで

説明する。さらに、それはいかにしてと 問われたときに、

分子レベルの説明が出てくる。

さらに、問いが重ねられると、今度は原子レベルの説明

なされ、次には素粒子レベルの説明がなされる。

 

その先は、まだ、誰も、説明できない。現代物理学は 

この意味では、無知なのだ。

根源的な “なぜ?”という問いかけを、“いかにして?” 

に置き換えて、説明をひねり出してきた。

 

根源的“なぜ?”、存在論的な ”なぜ?“に科学は答える

ことができない。”

1965年に選抜された宇宙飛行士第4期生、ギブスンの生還後の言葉)

 

先回まで ユクテスワ師 の 幽体になって訪れている星の

話を投稿させていただいたばかりだ。

師の語る、生命と宇宙の神秘性を味わったあとで

ハツカネズミの脳をいじくりながら、真実を見ようとする

胆略さに電源をオフにした。

 

心はいったいどこにあるのだろうか?

立花氏は脳を指さしておられた。

私たちには、肉体のほかに、意識体とよべる、幽体や霊体

がある。それは次元が異なるもので、5感の感覚機能で

それをキャッチすることはほぼ不可能かもしれない。

心というエネルギー体、そして、死んでからも残る意識体

を知るのは、現在意識を超えた、”心”を働かすほかない

のである。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ユクテスワ師、幽界人の死観... | トップ | ユクテスワ師語る:アートマ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

臨死体験・死後の世界の仕組み」カテゴリの最新記事