異常な春の季節

今年も花見に行こうと張り切っている。
しかし、今年は桜の開花宣言が出て、
あっという間に満開だという。

まだ冬の寒さが体に残っている我々は、
あまりの速さにびっくりしている。

４,５日前に見た桜の芽はふくらんでもいなかった。
堅い芽に
「花が咲くのは月末かな？」って思っていた。
暖かくなると植物はグングン成長していくのだろう。

確かに夏日となり、
気温が２５度に上がった。
春の余韻など感じないまま、
夏になりそうだった。

今年はいつまでも寒い日が続いたから、
春が来るのが平年より早いとは感じなかった。
もう寒くはならないだろうが、
もたもたしているのは人間だけなのか？

いつも行く一つ葉の松林で、
この春はセミが鳴かなかった。
平年だと２月の終わりから３月にかけて、
うるさいほどジーイ、ジーイと鳴いた。

これから出てくるのだろうか？
それとも今年はこれで終わりかな？
昨日、小さなセミの殻を一個見つけた。
いつもはびっしり松の木の根についていたのに・・・。

今日は雨だった。
花見に行くころはもう散り桜になるだろう・・・・。