真央ちゃん悔し涙の銀

バンクーバーオリンピックの
女子フイギアフリーで
真央ちゃんは３回転半のジャンプを飛んだ。
しかし、韓国のキム選手のパーフェクトな演技に
大差を付けられ銀に・・・。

フリーではほとんどの選手がミスもなく、
自分の持っている点数を上回る成績を出す人が多かった。
韓国のキムは落ち着いた演技で、
フリーだけで１５０点という驚きの数字が出た。
合計２２８点は今までにない高得点だった。

キムの後をすべる真央ちゃんには、
とてつもないプレッシャーがかかった。
それでもトリプルアクセルを２回も飛んで、
調子がいいと誰もが思った。
しかし、その後のジャンプがちょっと飛べないこともあった。
大技に一生懸命だったのだろう。

終わってすぐの会見で、
悔しくて涙が出て、話もままならなかった。
完璧な演技が出来なかったことを悔やんだ。
４分は長かったし早かったといった。
力が入りすぎたのだろう。
体がコチコチになっている様子がテレビでわかった。
滑っていて、嬉しそうは笑顔はなかった。
そりゃー緊張するでしょう。

結果は２位だけど、よくやった！！
昨年から不調だっただけに、
オリンピックに出られただけでもよかった。
銀メダルを手にしてもうれしそうではなかった。
会場を回るうちに気持ちが穏やかになったのだろう。
いつもの真央ちゃんスマイルが出た。

お母さんが急死された３位のカナダのロシェット選手に
応援の拍手が多かった。
安藤美姫選手は思った以上に点数が伸びず、
５位入賞だった。
鈴木明子選手はフリーで健闘して８位に。

男子も３人とも入賞圏内で、
女子と共にいい結果を残した。
韓国のように選手専用のリンクがない日本が、
個人の力でこんな成績を出せるということは素晴らしい。
皆さん感動をありがとう。