「もう」から「まだ」へ

新聞の投書欄にあった話。
７２歳の男性が車中泊でいく登山に参加した。
家族は年齢もあって心配した。
しかし、同行者の中に８４歳の男性がいて、
ここにはもう４回も来ている、
そして、毎月１回は登山しているといった。

最近、もうだめかなと思っていた７２歳の男性は驚いた。
まだ１２年挑戦できる
景色にも感動したが、勇気をもらった。
そして、小椋桂さんのうたに、
「もう」は下がり坂、「まだ」は上り坂とある。
身体を鍛えて頑張ろうとあった。

「もう」だめかなと思っていたら、まだ先があった。
何でも諦めないで「まだ」大丈夫だよと言える心を
持つことが大切である。

「もう」は消極的をあらわし、「まだ」は積極的をあらわす。
中村天風さんの本にも言葉や心が、
消極的になると身体もそのようになる。
だからそのようなことは絶対してはいけないと言われる。
いつも「まだ」という精神で生きなくてはならない。

この話のように人は多くの人から感動や勇気をもらう。
また人に感動を与える８４歳の男性も素晴らしい。