『三樂録』

「善樂」「健樂」「長樂」の探究軌跡。自ら楽しみ、人を楽しましめて、人の道を行うことこそ安分なり。「折々の記」。

冬木

2018年12月04日 | 三楽菜園

 

例年になく暖かな日が続き、関東では「木枯らし1号」の便りもない師走月。菜園の花桃の葉はすべて枯れ落ち、木の丈がかなり伸びてしまい、家内からは切り倒すように言われています。我が家のシンボルツリーなので、何とか枝打ちで残そうと思案しています。

 葉音消し

 青空突き抜く

 冬木かな




我が家では遅い収穫が続いています。週末に用事があって水戸に来る娘と孫たちの面倒みながら、家内は大根や秋植えジャガイモの収穫に勤(いそ)しんでいます。



昨年の年末に仕込み、醸造した「手前味噌」もいよいよ出番。今年も上々の出来映えとのこと。それにしても「自家製味噌」が食べられることは、家内に感謝の一言。



10月に家内とともに模様替えをした和風坪庭に、緑色のトナカイに乗ってサンタがきました。



【愛 語】

我が家の子どもたちは、「世界から猫が消えたなら」という小説を読んだことがありますか。映画化された『億男』の作者川村元気の作品です。

主人公は,脳腫瘍で余命一日の自分の命を長らえるため、それと引き替えに世界から物を一つずつ失っていきます。そして、失ったときに初めてその大切さに気が付いていくという内容です。

携帯電話をなくしてしまい、携帯電話を持たずに電車に乗り込みました。しばらく窓を眺めていたのですが、何と東京では珍しい虹が架かっている風景が車窓に広がりました。幸せな気分になれたので、このことをみんなと分かち合いたいと思いました。しかし、周囲を見渡すと、周りのお客さんは全員、窓に目を向けることなくスマホの小さなディスプレイに集中していた。

この経験がこの小説を書かせることになったそうです。もしあのとき、電車内の乗客が、スマホを閉じて窓に目を向けていたら虹を見ることができていたかもしれません。作者の川村さんは携帯を失っていたために虹を見ることができたわけです。

この作品のテーマは、「何かを求めれば、何かを失う」ということです。我が家の子どもたちはまだ若いので、そのことをしっかりと心に留(とど)めておいてください。一時の感情に任せるのではなく、先のことをよく考えて行動する。そうすることにより、自分の大切なものを失わないでほしい!
 
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相模湖行

2018年11月21日 | 探訪記

最近は、帰宅が遅くなった。暗くなるのも早まり、「冬」を感じる季節。家内も一日の仕事量に変わりはないのだろうが、歳末が近づくほどに気忙(ぜわ)しさに追われるようだ。

 老妻が

 家事に追われる

 短日の暮れ

11月18日(日)、19(月)一泊二日で、相模湖周辺を中心に「富士山」を堪能。


幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる「白糸ノ滝」は、富士山の湧水。岩壁の間から白い絹糸のように流れるさまは、白糸の名にふさわしく、女性的な美しさと、やさしい景観。途中にある「音止(おとど)の滝」は「白糸ノ滝」とは対照的で勇壮な滝。曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説から命名。


も見終わりバスに戻るとき、「見えた!富士山!」の一声。旅行参加を決定してから、毎日、富士山のリアルタイムの様子と、天気予報を見ながら、ただひたすら富士山見たいの一念。ところが、行く日の前日あたりから、「旅行中だけ富士山が見えない」とがっかりしていた。人間の強い一念は岩をも通すといいますが、まさしくと納得。自分で見つけた富士山。興奮気味に写真撮影。富士山写真撮影定番の「本栖湖」でも撮影OK。

次は冠雪の富士山と紅葉の絶景「紅葉台」でのトレッキング。山頂までは往復1時間。よく歩きました。「富士山」と「青木ヶ原樹海」の絶景スポット。360度大パノラマが広がり、本栖湖、西湖なども眺めは最高。まだ、富士山は見えています。


今晩の宿の近くにある「河口湖紅葉回廊」。ライトアップされたもみじ観賞。そして、河口湖温泉で一泊。

次の日は、家内は早起きして「ダイヤモンド富士」の撮影と楽しみにしていましたが、「富士山」見えません。10時に出発。

先(ま)ずは「忍野八海」。世界文化遺産「富士山」の構成資産のひとつ、「忍野八海(おしのはっかい)」は、富士山を水源とする「出口池」「お釜池」「底抜池(そこなしいけ)」「銚子池」「湧池(わくいけ)」「濁池(にごりいけ)」「鏡池」「菖蒲池」の8つの湧水池のこと。江戸時代には、富士山に入山する前に身を清めるために訪れる巡礼地。とにかく水がきれいでした。


続いて、「昇仙峡」。まさしく渓谷と奇岩の秘境。「勝沼ワイナリー」でのワイン試飲。



最後は、家内がもう一つ楽しみにしていた「相模湖プレジャーフォレスト」でのイルミネーション観賞。バス降車の時は小雨でしたが、途中から雨がやみ、昨年の「東京ドイツ村」同様に圧巻でした。帰路の高速走行中は土砂降りの雨。水戸に着く頃は、雨は降っていませんでした。帰宅はPm21:30でした。
 
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ハローウィン

2018年10月31日 | 茶飯事

我が家のハローウィン。「ばーば」は、孫のためにとハローウィングッズを所狭しと、家中や庭に並べました。そして、スーパーで「お菓子」選びに余念がありません。

 老魔女が

 孫の菓子選ぶ

 ハローウィン


マユハケオモト」が、今年は七つの花を咲かせています。


10月24日(水)、家内と子どもたちと孫たちの大人数で珍道中。行き先は「国営ひたち海浜公園」。写真の一番手前は「そば」、次はコスモス」、一番奥は赤く色づいた「コキア」。


青空を背景に黄色がひときわ目立つ「ゆず」。ブログ担当スマホ写真プロカメラマンの渾身の1枚。


毎週土曜日、日曜日にかけて終活。今後の手入れが大変になるということで改修。「玄関アプローチ」はフェンス代わりにラティスでしたが、鉢植えに代えました。


庭は、「雑草」、「しの」、「ドクダミ」に負けていた箇所は、一坪の「石庭」に改修。


菜園の「タマネギ」は、今年は順調に成育。

『愛 語』
 
「心の欲するところに従って矩(のり)をこえず」年齢が近づくにつれ、「子どもは大人の言うとおりにはならない存在で、大人のしたとおりになるものだ」と、つくづく感じるようになった。「口」を否定するつもりはないが、「行動」がいかに大切かということを教えられている。今からでは遅いのか、間に合うのかは分からないが、気にかけなければと思う。

終活は笑顔で「顔晴れ」、もうすぐ七十だぞ。

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柿熟るる

2018年10月12日 | 茶飯事

シロホトトギス(白杜鵑)が今年も咲いた。種がこぼれて、鉢の数が増えた。ユリ科 で、花期は8~9月。植えた記憶のない鉢から、花が咲いていたりすると、とてもうれしい気持ちです。

9月29日(土)、山方行。二週間前に行ったときに、「9月末には清明が採れるでしょう」とのことだったので、早速うかがった。「清明」は、少しピンク色の、甘みが強く歯ごたえが柔らかいりんごで、我が家ではこの品種からスタート。


ゴールデンデリシャス」と「ふじ」の交配種で、 果実はやや大きめ、赤というよりは、少しピンク色。 糖度は普通だが酸度が少ないため、特に甘味を強く感じる。 果汁はたっぷりで、歯ごたえは柔らかめ。毎年のことですが、裏切られることはありません。

我が家では、家内が大好きな柿。鉢植えですが、「次郎柿」を3年ほど前から育てています。食べ頃になり、思わず家内が蒼空を背景に撮った1枚。
 
【ハナタカ】
 
次郎柿は静岡県の松本治郎吉さんが、1844年太田川で見つけた幼木を植えたのが始まりだそうです。原木は1869年(明治2年)に火事によって一度焼失。次の年その根元からあらたに芽を出してきた木は、以前より甘く美味しい実を付ける柿木に育ち、現在でも静岡県の指定天然記念物として保存され現存。当時は発見者の名前から「治郎柿」、戦後になって「次郎柿」。
 
 
次郎柿は完全甘柿です。大きさは250gから300gほどで平核無柿などのように四角い形をしていますが、起伏があり、側面に側線状の浅い窪(くぼ)みができやすい。種はほとんどなく、果肉は果汁が少なく堅めでコリコリとした食感があり、酸味は感じられない。
 
 柿熟るる
 
 スマホ撮る妻
 
 夕茜(あかね)
 
 
9月30日(日)は、家内と娘二人と孫たちと珍道中。前日から2日間、笠間市の笠間芸術の森公園で開催されていた「第12回 かさま新栗まつり」に参加。茨城県は、栽培面積・収穫量ともに全国1位を誇る栗の産地。中でも笠間市は、代表的な栗の産地として知られています。
 
 
台風24号は「非常に強い」勢力で、30日午後8時頃に和歌山県に上陸上陸。上陸後は速度を上げて、一気に近畿から東北を通過しました。台風24号の影響で、沖縄から東北は広く記録的な暴風となった。そのため大規模な停電が起きたり、首都圏では倒木などにより鉄道の運転見合せなどの影響。
 
我が家でも菜園の野菜や、家の周りのものが倒れたり、河原子でも屋根に被害が。
 
 
改めて植えたキューリは、台風にも負けず、収穫に至っています。

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曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

2018年09月25日 | 探訪記

9月24日(月)「秋分の日」振替休日。孫たちも帰り、1時間ほどの行程なので、昨年から懸案としていた茂木町の「城山公園」での「曼珠沙華」観賞。


鎌倉時代に茂木城が築かれていた場所。町の中心部を見渡せる小高い丘からは、逆川や煙をはき出しながら走るSLを見ることができる。春には約1か月かけて様々な種類の桜がかわるがわる開花。秋には南斜面を真っ赤に染める約30万株の彼岸花。「圧巻」の一言! 来年は「桜」観賞?


 
 城跡の

 丘に群れいる

 曼珠沙華

花が咲いている時には葉は出ず、花が枯れてから葉が出る。それを此岸(しがん)と彼岸(ひがん)に見立て、『彼岸花』。「天井の花」とも言われる。



昼食は、「道の駅もてぎ」でそばを食した。何回か訪れているが、いつ来ても、駐車スペース探しから。

毎回行列の「もてぎのゆず塩らーめん」。全国の道の駅グルメ初代王者に輝いたメニュー! 鶏と豚でとった澄んだスープを使用し、味の決め手に茂木の名産である柚子果汁を独自開発したゆず塩を使用。上にのせてある柚子の皮を全体によく混ぜて食べると、柚子の香りを味わって食することができるとのこと。是非一度は。

「おとめミルク」は、牛乳のコクをしっかり感じ、甘さ控えめで後味はさっぱり。そのためイチゴの甘さ、酸味、香りが引き立っている。粗めに潰されたイチゴの果肉感も楽しめる。イチゴのないシーズンは、ブルーベリーを使用した「まるごとブルーベリー」が味わえる。


注文を待っている間、SLが脇を通るという案内放送が流れたので、家内が外に出て撮影。


この日は「十五夜」(中秋の名月)。我が家のススキは、発砲スチロールの箱に植えたすすきです。次は「十三夜」(後の明月)、10月21日(日)です。


【蛇 足】
 
良寛の辞世の句といわれるもの。
 
 うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ
 
 散る桜 残る桜も 散る桜

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