2009年11月15日のブログ記事一覧-いい加減社長の映画日記

Disney'sクリスマス・キャロル/Disney's a Christmas Carol

2009-11-15 21:48:26 | 映画(カ行)

レイトショーのはしごの２本目に「Disney'sクリスマス・キャロル」を鑑賞。スクリーンに行こうとしたら、チケットカウンターに長い列ができていて。スーパーレイトショーの時間(１２時ごろ)なのに、すごいなぁ、と思いながら。

「ＵＣとしまえん」は、そういう意味で、時間の割には、人がいた感じ。「Disney'sクリスマス・キャロル」は、中くらいのスクリーンで、１割程度。

【ストーリー】主人公のスクルージにとって、人生は金が全て。家族を持たず、人との絆に背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きる彼は、町一番の嫌われ者。あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が世にも恐ろしい姿で彼の前に現れ、「お前は３人の亡霊にとり憑かれるだろう」と予言する。それは、幸福な思い出とは無縁のスクルージにとってさえ、人生最悪のクリスマス・プレゼント…。翌日から“過去の亡霊”“現在の亡霊”“未来の亡霊”が一夜ずつ現れ、スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す。そこで彼が目撃したのは、貧しく孤独な“過去”のスクルージ、富を手に入れる代わりに温かな心を失った“現在”のスクルージ。そして、最後に導かれた“未来”で彼が見た、想像を絶する己の姿とは…？

【スタッフ＆キャスト】監督：ロバート・ゼメキス声の出演：ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、ロビン・ライト・ペン、ボブ・ホスキンス、コリン・ファース

このストーリー、どこかで覚えがあるなぁ、と思っていたら。「３人のゴースト」だった。ま、元はディケンズの名作「クリスマス・キャロル」で、何度も映画化されてるから。ストーリーは、知っててもおかしくはないんだけど。お金の亡者のスクルージ(ジム・キャリー)が、亡霊(精霊？)に、「過去」「現在」「未来」を見せられて。これまでの自分を見つめなおすことで、「未来」を変えようとする物語。「３人のゴースト」では、現代に焼きなおしてあったけど。ストーリーには覚えがあって。スーパーレイトショーということもあって、途中ウトウト^^;これまで、このストーリーに触れていない人には、ストーリーも興味を持って観られたかもしれないけど。私の場合は、ストーリーよりも映像が楽しかった。これまでのＣＧでもなく、実写でもない。ま、ＣＧの一種なのだろうけど。スクルージの昔の彼女なんて、実写と区別がつかない。目の辺りは、やはり実写との違いが明らかかな。ただ、その映像を見せるためか、飛び回るシーンが、やけに長かったような気も。でも、これまで観たことのない映像の感覚。そこそこ楽しめました^^

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ゼロの焦点

2009-11-15 21:39:14 | 映画(サ行)

観たい映画が４つも公開された昨日の土曜日。仕方ないので(？)、レイトショーのはしごをすることに。時間を調べて、１本目は「ゼロの焦点」を鑑賞。

「ＵＣとしまえん」は、普通の人出かな。「ゼロの焦点」は、中スクリーンで、６～７割。

【ストーリー】見合い結婚で夫・憲一と結婚した禎子。しかし結婚式から七日後に、夫は仕事の引継で勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。憲一のかつての得意先の社長夫人・室田佐知子、そして社長のコネで入社し受付嬢をしている田沼久子。２人の女性との出会いが事件のさらなる謎を呼ぶ。夫には自分の知らない別の顔があったのだ。やがて新たな殺人事件が起きる…。

【スタッフ＆キャスト】監督：犬童一心出演：広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊、鹿賀丈史

松本清張生誕１００年を記念して制作された作品。原作「ゼロの焦点」も有名な作品だから、たぶん読んでるんだろうけど、ストーリーを思い出せない^^;(観たあとも、こんなんだったっけ？状態)重量感のある作品でした。新婚の夫・憲一(西島秀俊)が失踪。その行方を追うために金沢に出かける妻の禎子(広末涼子)。そこで出会う２人の女性(中谷美紀、木村多江)と夫との関わりが・・序盤から、出てくる出演者が、みんな怪しく見える^^;そこまで演出しなくても・・・という感じも。その割には、謎解きは、意外とあっさり？犯人も、割と早めに予想がついてしまうし。探偵が推理を働かして、という感じでもなく、自然と答えが向こうからやってくる感じで。そういう意味では、ミステリー映画としては、どうなのかな？でも、犯行の背景とかは、結構しっかり描かれていた感じ。キャストの演技は、良かった。広末涼子さんは、探偵役としては、ちょっと暗くて、頼りなさもあったけど。中谷美紀さんは、絶品。ここのところ、コメディエンヌ的役柄が目立っているけど。この作品では、狂気のようなものも感じさせる名演。木村多江さんも、「不幸顔？」にぴったりの役柄と演技で。鹿賀丈史さんは、中谷美紀さんの夫役だけど。その行動が、メインのストーリーといまいち、うまく合ってない感じも。たぶん原作だと、もっと書き込まれているんだと思うんだけど。ちょっと、この作品では、はしょりすぎたかな？戦後が招いた悲劇。私もさすがに、リアルタイムでは知らない世界だけど。こういうことがあっても不思議はないな、というところ。今の若い人は、「パンパン」なんていっても、わからないだろうなぁ^^;エンディングに流れる中島みゆきさんの主題歌「愛だけを残せ」。ドスの効いた声が、迫力満点で、良かった～～^^ちょうど、映画が終わった頃、マイケル・ジャクソンの「This is it」も終わったみたいで。たくさんの人が出てきてて、すごい人気なんだなぁ、と感心^^;

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